あの日の星空

こんばんは、高尾です。

あの日から8年がたちました。

あの日、津波がまちを襲い、たくさんのいのちを飲み込んだあの日、
夜空には満天の星が輝いていたそうです。


「わぁ、綺麗!」と思ったけれど、「綺麗だなんて思ってはいけない。」と、その思いをすぐに打ち消したそうです。「綺麗だなんて思ってはいけない。」と。。。

美味しいものを食べても「自分だけこんな美味しいものを食べるなんて申し訳ない。」楽しい思いをしても「楽しいだなんて、笑ってはならない。」と、遺族の方々は、たくさんの思いを口にすることなく、飲み込みながら、否定しながら生きておられるのです。

でも、あの夜、、、
たくさんの亡くなった方々が、星になって輝いているように思えた。
たくさんの亡くなった方々が、迷わず天国に行けるように道を照らしてくれているように思えた。
生きていこう、という勇気をもらえた。

と、様々な思いを抱かれたのです。
見る人の思いによって、様々に見え方をかえる満天の星。

できごとに対する思いも、人それぞれの受けとめ方があると思います。何が正解だなんてことは、誰にもわかりません。ただ、「そう思っているあなた」に寄り添うだけです。

8年という年月が流れて初めて、「残された人生を、楽しく生きていかなくっちゃ!」と口に出すことのできた女性がいます。やっと、そう思えるようになったと、笑い泣き・・・ここに来られるまで、どんなに苦しい思いをされてこられたのかと思うと、こみ上げてくるものがありました。

星空を眺めると、あの日のことを想い出す。
神様は、理不尽にたくさんのいのちを奪った一方で、被災地の夜空に満天の星を輝かせてくださったのです。
星を見る者たちが皆、あの日のできごとを想い出すように、、、とでもいうかのように。。。
星が夜空に輝き続ける限り、あの日のできごとを決して忘れてはならない、、、とでもいうかのように。。。

やっぱり人間は、大自然の中で生かされているのです。
そのことを、決して忘れてはならないのだと思います。

 

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