グリーフがもたらす心身の諸症状とは・・・

こんばんは!高尾です(^^♪

まるで、梅雨のようなジメジメとしたお天気が続きます💦
昨日は、今年初めて、カウンセリングサロンに除湿を入れました。換気をすると一気に湿気が窓から入ってきてしまいますが、換気→除湿→換気→除湿を繰り返しながら、なんとか快適さと感染予防の両立を実現できたのではないかと思います💦💦

Be-ing開設当初は、大切な方を亡くされてからかなりの時間を経た方が多く来室されていましたが、最近ではこのHPの閲覧数も増え、そのせいか、亡くされて1ヶ月〜3ヶ月くらいの方が多くお越しになっています。特に、四十九日を終えられたくらいの方が多いように感じています。

きっと亡くされた直後は、目の前にやらなければならないことがたくさんあって、気持ちが張り詰めているのだと思います。嫌な感じのアドレナリンが分泌され、妙な高揚感があって、落ち着いて悲しむ時間が持てないのだと思います。
それがようやく四十九日を迎え、納骨をすませた辺りから、胸にぽっかりと穴があいたような、その穴から奈落の底に吸い込まれるような喪失感に蝕まれ始めるのだと思います。それは、自分はなんのために生きているのか、であったり、生きている意味とはなんなんだろう、であったり、それがやがて、孤独感、不安感、怒り、焦り・・・を招き、時には死んでしまいたいくらいの苦しみに襲われることもあるのです。
身体的にも、不眠や食欲不振、やる気が出ない、なにをやっても楽しくない、人と話したくない、会いたくない、などなど・・・

今まで感じたことのない希死念慮や、心身の不調を感じた時、人はその自分の変化に驚き、自分がどこかおかしくなってしまったのではないかという不安に陥ります。ただでさえ、グリーフによって心身に不調を来しているところに、「自分はおかしくなってしまったのでは?」という不安が加わり、恐ろしくて身動きが取れなくなっておられる方も少なからずおられると思います。あるいは、勇気を出して心療内科を受診されている方もおられると思いますが、中には、処方された薬が合わず、このまま服薬を続けて大丈夫だろうか?と不安にかられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、喪失(離別)悲嘆による症状と、うつなど精神疾患の初期症状は似ていると言われています。
しかし、まず私がお伝えしたいことは、大切な方を亡くされて、こころの拠り所や生きがいを喪った時、このような心身の異常がもたらされるのは、ごくごく自然で当たり前のことだということです。上でも書いたように、四十九日を過ぎた頃から、3ヶ月〜6ヶ月を目安に、このような状況にあるご自分をそのまま受け止め、受け容れてさしあげましょう。今自分は、死んでしまいたいくらいに辛いんだな、ということ、それは裏返せば、それほどまでに、別れがこんなにも辛いほどに愛する人とこの世で出会えたということであり、そのことを、時間をかけてゆっくりと落とし込んでいく時間が必要だということなのです。若松英輔氏は「これほどまでに、別れが辛く切なくなるくらい愛する人と出会うことのできた人生が、虚しいはずがないではないか。」と記しています。
ここで逆に、何事もなかったかのように振る舞ったり、泣いてはいけない、落ち込んではいけない、、、と言い聞かせながら元気を装って振る舞っているほうが、後々もっと深い闇に陥ってしまう危険性があるのです。

とはいえ、いつまでこの闇を彷徨えばよいのかという不安に、自分一人で向き合うのはとても恐ろしいことです。だからこそ、少しでも早く、この6ヶ月を迎えるまでに、グリーフケアの門を叩いていただければと願っています。
そしてもちろんのこと、この6ヶ月を過ぎてもなかなか日常生活に戻れていないと感じておられる方も、今後の道しるべを手繰り寄せるために、是非お話をされにいらしてください。行動を起こすことは、とても勇気とエネルギーのいることではありますが、「来てよかった」「気持ちが楽になった」「そういう考え方もあるんですね」「こんな気持ち、自分ひとりではないのですね」という、新たな気づきがもたらされる場でもありますので、まずは第一歩を「よいしょ!!」と踏み出してみていただければと思います。

ただし、不眠や食欲不振などの様々な症状により、日常生活に大きな支障をきたしている場合には、医師と相談の上、お薬の力を借りることも選択肢として挙げられます。それは、残念ながら我々グリーフケア師には、その状況がグリーフによるものなのか、精神疾患によるものなのかの判断を下すことができないからです。
この「医療との連携」は、グリーフケアにおいてとても重要な要因になると考えています。半年を過ぎても症状が改善しない場合、「複雑性悲嘆」への移行が考えられ、専門家(医師)の治療が必要となってきます。その際に情報を共有し、医師とケア師が連携して携わることが、1日も早く日常生活に戻ることのできる道へと繋がると信じるからです。お薬の相談をされるのもいいですし、(希望すれば漢方も出してもらえます)逆に、医師から「あなたに薬は必要ない」と言われた言葉が、お薬になることもあるのです。

最初は、「カウンセリングは初めてなので、何を話していいのかわかりません」と戸惑いがちな方も、次第に堰を切ったように次から次へとものがたりを語り始め、それと同時に涙が溢れてきます。今は、冷たくて苦くてしょっぱい涙も、語り続けるうちに、懐かしく温かな涙へと変容していくことに気づかれると思います。
Be-ingは、ご自分で物語り、大切なことに気づくことのできる場所でもあるのです(*^^*)

サロンの近くに、アイスクリーム屋さんがオープンしました(^^)/~~~
これからの季節、駅までの道中、ホッと一息つかれてみてはいかがでしょうか?
美味しかったですよ(๑´ڡ`๑)

  

 

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