グリーフケアが、なかなか根付かないのはなぜなのか。。。

こんばんは!高尾です(^^♪

朝晩、急に冷え込んでまいりました。
どうぞ、あたたかくしてお休みくださいね(*^^*)
・・・というのも、お布団をおひさまに干してから、、、と思いつつなかなか気持ちよく晴れる日がなくて、なぜかいまだタオルケットにくるまって、朝方の冷え込みに耐えている私がいるからなのです(^_^;)

先日、数年前からお世話になっている、グリーフケアの啓発活動を、主に講演会という形で実践されている方と、言葉を交わす機会をいただきました。
その方との会話の中で噴出したのは、「仕事として食べていけるようにしていかないと、お金をちゃんと回していかないと、社会の中で根付いていくことは難しいよね」という思いでした。

本当にその通りだと、このBe-ingを一企業として立ち上げた私は実感しています。
あるクライアントさんから、「自分が一生懸命に働いて得たお金の中から、ちゃんとお支払いすることに意味があるんです。だから、もっと来たいけれども、今の自分にできる範囲でここに来ることが大事なんです。」と言われたことがあります。自分がなにかしら誰かにしてもらう時、その相手が自分のために使ってくれた時間と労力に対して、きちんと対価としてその思いを返すこと。そのことは、自分がちゃんと自分の足で立って、自分の足で歩き出すためには、とても大切なことだと思うのです。そしてこのような関係が生じると、お互いがお互いを尊重し、感謝し、なんとか頑張ろう!という気持ちが生まれてくるから不思議です。
社会で根づいていくためには、この良好な関係がとても大切なのではないでしょうか。

ただ、だからこそ、ケア師は勉強を続けていかなければならないし、経験を積んでいかなければならないのです。
「自信がないから、お金をいただくのはちょっと・・・」という人もいます。確かに対価が生じないところには、気楽さがあるのは事実だと思います。「どうせただなんだから、こんなもんでいいだろう」「ただだから期待はしてないけど」「ただなんだから、こんなもんか」これでは、真摯にグリーフケアに向き合うことは難しいのです。
カウンセリングは「時間」と「料金」をきちんと決めて、契約を結ぶところから始まります。そうでなければ、ただのお喋りになってしまうからだと、私は考えています。
そして、経済を回していくという役割を担って初めて、社会に根づいていくことができるのだと信じています。

冒頭の彼女曰く、『「グリーフケアはお金を取るべきではない」のであれば、その担い手であるケア師を養成する場も無料であるべきだよね。でも、それってきっとできないよね。』
そこに、この業界が世に根付くことのできない闇の部分があるように思えてなりません(-.-)

もちろん、状況を踏まえて行動することは、今までもお伝えしてきたようにとても大切なことです。何が何でも対価をいただく、、、というわけではなく、その時その時の状況に合わせて賢明に動くことが、グリーフケアに求められていることも確かです。

ということで、今回の講演会は、玉置さんのお話を聴かせていただけることへの感謝の気持ちを皆様で共有し、分かち合うという形にさせていただき、参加費として、1,500円をいただくことになりましたm(__)m
現在、40名近いお申込みをいただいております。会場自体、見晴らしも素晴らしく、そこに座っているだけでも気持ちがほぐれていくような空間となっています。広い会場ですが、座席数を減らし、現地のスタッフの方々が感染防止対策を徹底して迎えてくださいます。グリーフケアを必要とされている方はもちろんのこと、セルフケアを必要とされている方にも、是非お届けしたい講演会です(^^)/

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