ホスピタリティーは変わらない

こんばんは!高尾です(^^♪

涼しくなってみたり、はたまた夏の暑さに後戻りしてみたり、もう10月だというのに、夏服を片付けることに躊躇しております。
とはいえ朝晩は随分と過ごしやすくなってきたので、ようやく朝食後か夕食後に近くを散歩してみたいという気持ちになってきました。
お昼間がどんなに暑くとも、夜には秋の虫が鳴いています。
夏がどんなに暑くとも終わりはきて、季節はちゃんと移ろっていくのです。

レモンが少しずつ色づいてきました。

ポインセチアは赤く染まりつつあり、ゆずは枝がしなるほどたわわに実っています。

7月末からグリーフケア師とカフェオーナーという二足の草鞋を履き、特にカフェ部門の方では、未経験ゆえの新鮮な日々を送っております。
でもなんとなくですが、もっとアタフタするかと思いきや、27年目に入るピアノ講師や10年以上続けた医療事務、そして8年目に入っているグリーフケア師の仕事とあまり違和感なくやれていることに驚いています(^_^;)

それはきっと、私の持つホスピタリティーがあまりぶれていないからかもしれないと、ふと思ったりしております。

ピアノの生徒たちには、芸事は厳しいけれども、その先には経験したこともないような達成感や喜びが待っていること、そしてその時のあなたの笑顔は最高に輝いていることを伝えたくて今まで続けてこられたように思います。

医療事務としてクリニックの受付に立つ時には、不安な面持ちで来られた患者さんとの最初のやり取りをさせていただく立場として、きちんとその不安を受け止められるように、そして来られた時よりは少し安心した笑顔で帰っていただけるように、慎重に言葉を選びながら寄り添う努力をしてまいりました。

そして、グリーフで傷つき生きる意味を見失いそうになりながらも、その思いを物語ってくださるクライアントさんには、この場所を訪ねてくださったことに感謝し、ケア師として私はここに居ること、伴走者として今見失いかけている「生きることの意味」や「大切な方の生きた証」を探るお手伝いをさせていただきたいことを伝え続けています。
遺された方がご自分の人生を、その大切な方とともに、かなしみを抱きながらも自分らしく生きていこう、という一筋の光を見いだせることができるように、そのかなしみにそえるようここに居続けようと思います。

六本木はすっかりガラーンとなってしまいました

こちらは雪ノ下のカウンセリングルームです

キャンドルとドリンクで
まずは気持ちをほぐしましょう

『絵本deカフェ&文字綴り』のお部屋には、便箋や可愛いポストカードを取り揃えました。
手紙寺でのお焚き上げをご希望の方は、鍵のついた真っ赤なポストに投函してください。
ポストカードには鎌倉歩きの記念に、ご自分宛にでも、どなたか宛にでも、今のご気分を綴ってみるのも素敵ですね(*˘︶˘*).。.:*♡

なんだか静かだな・・・と思って覗いてみると、御夫婦や親子で、或いはカップルで、はたまたお友達同士で、絵本を手に取り熱心に読みふけっている姿を垣間見る機会が増えてきました。
大人も子どもも、ただただ気持ちがホッと和む瞬間なのかもしれませんね(*^^*)

私のホスピタリティーは、今までもそしてこれからも、きっとずっと変わらないでしょう。
その思いが叶う場所とそうでない場所があり、叶わない場所で自分の思いを偽りながらそこに居続けることはとても苦しいと思うのです。
だからこそ、この「街かどグリーフサロン」を作りたいと思ったのでした。

ご自分のホスピタリティーを大切にできる場所、見つかりましたか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です