勉強を続けるということ

こんばんは!高尾です(^^♪

今日、明日は「ホリスティックコミュニケーション 実践セミナー」の3日目、4日目の授業です。

心理系の資格は、ようやく公認心理師が設置され、今月9日に初めての試験がありましたが、今まで国家資格というものがありませんでした。
皆さんよくご存知の臨床心理士でさえ、民間資格です。
もともと人のこころを学ぶ分野なので、何をもって資格認定とするのかが不透明というか、知識を数字ではかれないというか、正解というものがあるのか否か、という様々な点からも、あやふやなままずっとここまで来たのだと思います。

阪神淡路大震災の時にこころのケアの必要性が謳われ始め、少しずつ少しずつ世の中で認められ始めてきたものの、なかなかこれといった資格がなく、そのせいか現場に入ることも後手後手になってきたのだと思います。

それに加え、きちんと学べる場が少ないのも現状です。
よく「半日コース」「1日コース」「2日コース」といった短期間の受講のみで〇〇協会の資格認定がもらえます、という広告を目にします。
半日は論外ですが、たった2日間のコースを受けただけで、実際にクライアントと向き合うことが許されている場もあります。

私は大学時代に臨床心理学を専攻していたので、学生時代に1年間通しての実験演習があり、それに加えて2年間、精神科でドクターに付いて実習させていただき、卒論を書くために実際に患者さんを担当させてもらいました。
若干20歳前後ではありましたが、その時の経験は今でも活きています。
最初に所属した「全日本カウンセリング協議会」では、「資格取得まで最低でも3年間は学ぶこと」と言われており、実際には7年かかりました。
上智大学の研究所でも、2年間で40単位以上取得しなければ、「日本スピリチュアルケア学会」に推薦してもらえませんでした。

それでも現場に立ってみると、まだまだ勉強も実践も足りず、昨年から黒丸先生の「ホリコミ」と呼ばれている前述のセミナーに参加しています。
今回は1回目の再受講です。ここのセミナーは何度でも再受講できます。昨年新入生で学んだ時と今とでは、学びの深さが違ってきているのが自分でもわかります。
アチコチと学びの場を広げるのではなく、ひとつの場所で何度でも何度でもじっくりと学ぶことができるのは、とても幸せなことだと実感しています。
そして教えてくださるのが、現役の精神科のドクターであるということも、とても重要なポイントだと思っています。それは、臨床経験がとても豊富でいらっしゃるので、現場の様々な生の声を聴くことができるからです。

今日も、最初に受講生ひとりひとりが、この1ヶ月間、どのように過ごし、そこから何を感じ得たか、、、というチェックインから始まりました。
時に、このように自分の行動を思い起こし、気持ちの振り返りを行うことはとても大切です。ひとりひとりの語りに、ひとつずつ丁寧に言葉で返していただくことができ、モヤモヤした気持ちがスッキリ晴れたり、感動やかなしい思いを分かち合ってもらったり・・・と、とてもいい時間を過ごすことができました。

学びとは、インプットとアウトプットがバランスよくできてはじめて、自分のものになっていくのだと思います。
詰め込むだけでもなく、闇雲に発信するものでもなく、ましてや頭でっかちであってはならないと思います。
「誰もが最初は初心者」です。最初は失敗もありますし、落ち込むこともたくさんあります。それでも、諦めずに、真摯な態度で勉強を続けること。それが真実へ導いてくれる唯一の道だと信じています。

グリーフケア研究所に、「臨床傾聴師」の資格申請をすることを決めました。研究所で学んだことを、仕事や実習の中でどのように活かし、社会に還元しているか、という内容のレポートを願書とともに提出して、認められれば講義が受けられようです。上智では、どこまでも学びの場を提供してくれています。いつでも聴講生として講義を受けることができることにも感謝しています。
今月末には、札幌でのスピリチュアルケア学会の前日に、最後の2単位の授業があります。先延ばしにしていて、結局1番遠い場所での受講となりました。
北海道が今、大きな震災を受け、非常に混迷している時だからこそ、札幌に赴き、現地の空気を感じることが、今回の学会での大きな意義ではないかと感じています。

学ぶ場所が少ない中、たくさんのチャンスをいただけることに感謝しつつ、今日からは大学院の後期が始まりました。
絶対に7時間目は取らない!いや、取ったら身体がもたない(ToT)ことに前期気付かされたので、少し授業数を減らして、研究の方を進めたいと思います。

秋の虫の声が聴こえてきます。
ようやくエアコンもお休みできそうです(^^)

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