大人が絵本に涙する時

こんばんは!高尾です(^^♪

今週は暑かった、いや熱かったですね♨
茹だるような暑さとはこういうことを言うのでしょうか・・・
お昼ごはんを買いにちょっと外に出るだけでも、帰る頃には汗がタラ〜っと💦💦

今週は連日出勤で、しかも月曜日から22時まで勤務だったので、金曜日までが長かったです(T_T) 家に居るのがほんの数時間というこの激務に、どこまで体力がもつのだろうか、、、と日々不安は募るばかりです。。。

そのような折、気持ちがふっと軽くなるような時間を持てると、こころがホンワカとしてきます。
これは、北鎌倉にある葉祥明美術館です。まるで絵本に出てくるような可愛らしい建物です。
何度か北鎌倉には来ていますが、なかなか訪れるチャンスがなく、今回やっと思いが叶いました✨

 


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こんなに優しいタッチの絵を描かれる方です。
その昔、私が中高生くらいの頃でしょうか。初めてこの絵を見た時に、あまりの優しさに引き込まれるように見入ってしまったことを覚えています。
すぐに葉祥明さんの便箋と封筒を買って、友達によく手紙を書きました。その頃は、遠く離れた友人には電話か手紙でしか連絡が取れなかったので、いろんな便箋を買っては、よく便りを出していました。

どんな絵だったかはよく覚えていませんが、でも、この柔らかいパステルカラーと独特の優しいタッチを見ると、あの頃の、手紙を書く時の、そして返事が届くのを待つ時間の、あのワクワクとした気持ちを懐かしく想い出します。

70歳半ばを過ぎられても、精力的に原画展を開かれている葉祥明さんですが、25歳の時に初めて手掛けた絵本がこの「ぼくのベンチにしろいとり」で、イギリス、フランス、スウェーデンで発刊されたそうです。


彼の絵本は、この白い犬から始まりました。名前は『ジェイク』。
だから、英語版のタイトルは『Jake』。そして、この白いダックスフント、ジェイクの性格は、おっとりでお人好しなんだそうな。。。

当時25歳だった葉祥明さんは、自分が老人だったら自分の孫にどんな絵本をプレゼントしたいか、という発想で絵本作りを考えられたそうです。柔らかいフォルムとタッチ、美しい色彩、そしてストーリーはシンプルに、人生で大切なことをわかりやすく伝えること。人生のはじまりにいる子どもたちに、「世界」は信じられるところだと思えるような、平和であたたかい絵本を心がけられたそうです。(あとがきより)

だからでしょうか。このあたたかくて優しいものがたりからは、彼のその大切な思いが伝わってくるのです。孫がいるような年齢になった私にも、この世界は信じられる場所であること、あってほしいと願う思いが、あたたかい絵や言葉とともにふんわりと伝わってくるのです。
その思いは彼と一緒なので、孫娘へのプレゼントにしたいと思います♡


今年の梅雨はあっという間にあけてしまいましたが、これはある雨の日のものがたり。男の子とトランペットが巻き起こす、不思議なおはなしです。

あまりにも絵が可愛いかったので、これも一緒に!

 

真夏と違うのは、朝晩少し涼しい風が吹いてくれることでしょうか。
暑い一日の終わりに、気がつくとふふっと笑みが溢れてしまうような絵本を手に取るのもまた、明日への活力となるのではないでしょうか(*^^*)

 


そして最後に。。。

葉祥明さんは、絵本を通じてグリーフケアの大切さも伝えています。

このものがたりは、星になった我が子の、生まれてきてくれたことの意味と向き合うものがたりです。

あたたかい涙が溢れる一冊です。

 

「大人が絵本に涙する時」
柳田邦男さんの著書のタイトルです。(2006年 平凡社)
大人にだって、美しく優しい絵本を手にとって涙する時間があってもいいではないですか!!きっと、生きるちからが湧いてきますよ(*^^)v

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