臨床傾聴士特別講座

こんばんは!高尾です(^^♪

今日は1日中、上智大学の地下に潜っていました。
光が射さないと、時間もお天気もわかりません。
外に出た時には、すでに真っ暗でしたが、
それでも、気持ちがポカポカとしているのがわかりました(^^)

今日は、上智大学グリーフケア研究所の「臨床傾聴士特別講座」に参加してまいりました。
私たち1期生は、いろんな意味で「叩き台」となる学年でした。
この「臨床傾聴士」は、私たちが卒業してからできた資格です。

私たちの時は、臨床コースと基礎コースに分かれていて、基礎コースの人は座学のみ。そして臨床コースの私たちは、座学に加え、グループワーク(GW)と通年実習・集中実習が課せられていました。そして、この臨床コースを無事に終え、学会に大学が推薦してくれた後に、ようやく「スピリチュアルケア師」の資格が取得できるシステムでした。
今は新しいシステムが導入され、60名が人材養成過程で2年間、座学とGWを学び、その内18名が3年目の資格認定過程に進むことができ、更に座学とGW、通年実習を経て、卒業できるようです。

この3年目に進まなかった人たちに対して、「臨床傾聴士」という資格を大学側が出したようです。

せっかく日野原先生からいただいた「スピリチュアルケア師」の資格ではありますが、どうも日本ではこの「スピリチュアル」というものが怪しまれる傾向にあるようです。私自身も、この資格を口に出すことを躊躇う場面が多々ありました。で、卒業生の多くから、「スピリチュアルケア師」よりも「臨床傾聴士」の方が怪しまれないし、名乗りやすいので、私たちにも是非!!という声が寄せられたため、特別に講座を開いてくださり、1ヶ月以内にレポートを提出して認められ、更に倫理講習会を受講したら、いただけることになりました\(^o^)/

でも、私も含め、集まった卒業生の殆どは、資格云々よりも、先生方や仲間に会いたかった・・・というのが本音のようで。。。

卒業して2年近くがたち、久しぶりに受けた講座は、「さすが〜〜」の一言に尽きました。

「傾聴者のスピリチュアリティ」

ケアをするための力とは?
ケアする者のスピリチュアリティとは?

私が探し求めていたたくさんのものを、今日はお土産としていただくことができました。
そして、ありがたいことに、卒業生のためのGWの時間を、来年度から新たに設けていただけることにもなりました。学びの場を更に広げてくれて、私たち自らがその学びを深めていくことのできる機会を作ってくださいました。
外の世界に出てみて感じたのは、ここまでの智慧をいただき、自分たちの思いを分かち合う場所がないということでした。
以前にも書きましたが、たった2〜3日のにわか講座で学ぶことのできるものではないのです。
人の人生に触れ、魂と向き合い、時にはそのいのちの最期の時をともに過ごすこともある私たちです。
まったく異なる人生を生きてきた方と、まったく異なる旋律を奏でながら、それでも、その独立した個々の旋律が重なり合った時、もしも震えるほどに豊かに響き合うことができたとしたら、それこそがスピリチュアルな存在と言えるのではないか、、、ということを学びました。

そして午後は、4つのグループに分かれての久々のGW^^;
「現場で感じている困難なこと」についてそれぞれが語り、それぞれが感じたことを伝え、その伝えてもらったことになにを感じたかを返し・・・という懐かしい時間を過ごしました。
人間が生きていく以上、いろんなつまづきや、悩み、不安、怒り、モヤモヤなどなどあるわけで、そして同じくらいの喜びや気付きなどもあるかもしれず、、、
その胸の中のゴチャついている感情やできごとを、振り返ったり、分かち合ったりする場所は、やっぱり必要なのかもしれません。

時々、ボランティアで参加していたファシリテーターとは違い、ちゃんとGWを進行し、気持ちを引き出し、まとめていく、ということができた自分に驚きました。

少なくとも、NPOなど法人の代表の方には、にわか講座ではなく、死生学・宗教学・臨床倫理学、臨床心理学、基礎医学などの専門知識を体系的に学んでいただきたい、学んだ上で、実習で経験を重ね、その後に実際にケア・サポートというものに取り組んでいただきたい、と切に願います。なぜならば、この仕事は、人のいのちに関わるものだからです。そして、その膨大な努力に対して、まだまだ世の中では認められていない仕事でもあるのです。

帰る場所があるということ、あの怒涛の日々をともに過ごした仲間がいるということ、その仲間たちがそれぞれの置かれた場所で精一杯の日々を過ごしているということ、そして、そんな私たちを温かく迎えてくれ、いつまでも愛してくださる先生方がいてくださること、その恵みの全てが、気持ちをポカポカにしてくれたのだと思います(*^^*)

上智大学グリーフケア研究所シンポジウムのお知らせ
シンポジウム「悲と愛のアート」
今1番気になっている若松英輔先生の講演があります!!

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