ここはどこ?私は誰??

こんばんは!高尾です(^^♪

昨日の雹には驚きました(・・;)
生まれて初めての経験だったかもしれません。ピンポン玉より少し小さいくらいの塊が空から降ってきては、屋根や窓にガンガンぶつかり、横殴りの雨とともに荒れ狂っていました。
しばらくすると嘘のように静かになり、空気がひんやりと感じられました。

勤務先の新六本木クリニックは、2016年1月に開院しました。月曜から金曜の朝10時から20時まで、医療事務の私が一人で切り盛り?しておりました。
オンライン診療のテストクリニックだったので、通常の対面診療の他に禁煙外来にもチャレンジしたりしていましたが、諸事情により診療日がどんどんと減っていき、最終的には週1日のたった1時間半だけの診療となってしまいました。その結果保険診療を続けていくことができず、自由診療のクリニックとなってしまったのです。
以前は、グリーフケアに来られた方が身体的精神的な不安を抱えておられている場合には、クリニックをご紹介して院長の診察を受けていただいておりましたが、自由診療となると料金の面からご紹介しづらくなってしまいました。
せっかく医療との連携から生まれたBe-ingだったのに、とても残念で申し訳なく思っております。

そしてある日突然、青天の霹靂のように、全く知らない人たちによりクリニックから追い出されてしまうという、かなしい出来事を経験しました。
その人たちが始めたのが、新六本木クリニックとDMMドットコムが連携した新規プロジェクトである「DMMオンラインクリニック」だったのです。

そんな、かなしく悔しい思いをさせられたこのプロジェクトなのに、なぜか3月末から関わることとなってしまい、現在では週の半分くらいはクリニックの受付カウンターの中で、というか元の場所に戻って仕事をしています。

しかし元に戻ったのは場所だけで、私が6年間、いろんな方に頭を下げながら院長の留守を護ってきたあのクリニックはもう、ここには存在しません。
カウンセラーと名乗る、テレフォンショッピングのオペレーターのような方からオンライン診療に繋がれ、そこから医事薬剤へとカルテが回され、最後には全て宅配便で処方薬が発送されます。
私は医事チームで働いていますが、ここはもはやクリニックなどではなく、いったいなんなのでしょう・・・(自由診療って、本当に自由なんですね。。。)
毎日、「ここはどこ?私は誰??」という疑問と戦いながらここにおります。
自分がなにものかわからないということが、こんなにしんどいことだとは夢にも思っていませんでした。
今はただ、新六本木クリニックの名を汚さないよう、医療事故を起こさないよう、それだけを願って、それだけのために日々働くことを決めました。

淀んだ日々を送る中、週末に訪れる逗子の地は、気持ちをリセットするには最高の場所となっています。この巡り合わせがなかったら、このささくれだった気持ちはどうなっていたのだろう、、、と想像するだけでゾッとしてしまいます。

6月に入り、鎌倉に紫陽花の季節がやってまいりました。
普段でも人が多いのに、この季節は覚悟して逗子の山を降りていかないと、目が回りそうです(@@)
そこで、ちょっと早いかな?と思いつつ、先月下旬に長谷寺とお隣の光則寺を訪ねてみました。

 

 

 

 

まず、山紫陽花から咲き始めるそうです。

 

 

 

こちらは長谷寺「紫陽花路」 

 

 

 

 

 

ブルーの山紫陽花の向こう側に青い海!

地元民の強みで朝早く到着すると、歩く人もまばらで、歩みを緩めながら、ひとつずつゆっくりと眺めることができます。
そのうち、立ち止まることもできないほどの人波が押し寄せてくることでしょう。。。

 

そして、材木座の夕焼け。もう、言葉もありません。。。。。。

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