甘酒とローストビーフ(๑´ڡ`๑)

こんばんは!高尾です(^^♪

今日は、気温も湿度もちょうどいい(^^)
そんな心地良い1日でしたね。
そんな日は、おいしいご飯が食べたくなります。

我が家に、水温を一定に保つグッズが届きました。
最初に試みたのがこれ!!

 ちょうどいい大きさのケースに水を入れてセット

 麹とお米を60度で15時間

 こんな感じで「甘酒」製造中!

出来上がり(^_^)/ 

で、次にもう一品………….

 ビーフの塊の表面に軽く焼き目をつけて

 3時間ほどでこんな感じ!


ジューシーなローストビーフの出来上がり(^_^)/

とはいっても、作ったのは私ではなく次男です(。>﹏<。)
就活と研究で忙しく駆け回る中、本人にとっても、ホッと一息「美味しい時間」だったのかもしれません。

そして・・・

玄関脇で静かに冬を越したメダカたち。。。
冬の間は、水鉢の中は苔だらけで何も見えず(~_~;)
それがあっという間に!!
 タニシ復活!で、苔を食べる食べる(・o・)
みるみるうちに水がきれいになり、花なんぞ咲いてます(*^^*)

 白いメダカ、元気に泳いでます🙌

自分がどんなに忙しくて慌ただしい生活を送っていても、季節はちゃんと移ろっています。

おいしいご飯食べて、可愛いメダカたちに癒やされて、こころ元気に梅雨の季節を迎えようと思います。

川崎で恐ろしい事件が起きました。
ご遺族の方々のお気持ちに思いを馳せると、言葉もありません。
こんなことでしか自分の存在を表現できないところまで、何が犯人を追い詰めてしまったのか・・・解明されることはないのかもしれない、、と思うだけで、生きること、死ぬことの意味が、掌から零れ落ちてしまいそうで切なくなってしまいます。
ご冥福をこころよりお祈り申し上げます。

 

「ともに悲しむ」ということ

こんばんは!高尾です(^^♪

5月とは思えないような日差しに驚いてしまいます☀
今からこんなに暑くては、先が思いやられます💦

今日は大学院で、講演会がありました。私が以前在籍していた、グリーフケア研究所所長の島薗先生をお迎えしての講演会。
「ともに悲しむ」こととスピリチュアリティーということで、「うたの力」を中心にお話しくださいました。

「ともに悲しむ」経験を分かち合う時代もあったけれども、「ともに悲しむ」ことが困難になる状況も生じがちであった。今はその「ともに悲しむ」経験が得にくい時代だからこそ、社会ではグリーフケアが求められると言える。
現代社会は、「公認されない悲嘆」や「あいまいな悲嘆」に苦しむ人々や、悲嘆により、孤立し、孤独に苦しむ人々が多い。その人々のために「ともに悲しむ」ことができ、「ともに安らぐ」ことのできる場所を作り、かなしみを分かち合うという経験をしていただくことに、グリーフケアの最も大きな存在意義があると言える。
そして、音楽療法のひとつでもある「うたをともに歌う」ことは、様々な悲嘆で苦しんでいる人々のケアに有効である。

という内容でした。

話したくても聴いてくれる人が周りにいない、とか、安心してこころの声を語ることのできる場所がない、とか、グリーフケアそのものを知らなかった・・・とか。。。現在社会は「ともに悲しむ」ことのできない世の中になってきていることは確かです。
クライアントさんのお話を伺っていて感じるのは、やっとここに来ることのできた安堵感です。

私たちBe-ingにできることは、ここにかなしみを語る場所があるということ、ここに来れば話を聴いてくれる人がいるということ、そして、あなたは決してひとりではないということ、を伝え続けていくことだと信じています。

こころがホッとする時・・・

こんばんは!高尾です(^^♪

昨日、おあずけだった結婚記念&誕生祝いで、近場のガーデンカフェに行ってきました。
ご近所に、こんな憩いの場があるなんて全然知りませんでした。
ほんのちょっとした広さのガーデンテラス🌴
それなのに、ものすご〜〜〜く気持ちが和んでくるのです(^^)
ふ〜〜〜〜っとため息が漏れるような、ホ〜〜〜ッとするような・・・
目に映る緑が眩しかったです✨   

さらに美味しく(๑´ڡ`๑)

10日以上お休みのなかった身体が、気持ちが、フッと軽くなる瞬間でした。
こんなふうに、ちょっと日常から離れてみるだけでも、心身の疲れを癒すことができるのですね。

ならば!!と、キャンドルバスを楽しむことに🛀
次回のワークショプの講師aiさんに、ティーライトキャンドルの制作をお願いしていたのですが、ちょうど可愛らしいキャンドルたちが届きました!
  

うっとりしてしまいます(*˘︶˘*).。.:*♡

1/fのゆらぎに身をまかせてみるのもいいものです。

 

この器は、蛍手(ほたるで)と呼ばれ、透かし彫りをした作品に、透明釉をかけて焼き上げているそうです。いったん器面に穴を開けて、釉薬で穴埋めをする技法です。
光をかざすと透かし彫りのところが部分的に明るく透き通ってみえるので、この様子を蛍になぞらえたのが名の由来で、古くは12世紀のペルシア陶器(現:イラン)、15世紀以降の中国(明代)で蛍手の作例を見ることができるそうです。
せっかくなので、キャンドルの灯を透かして眺めてみることにしました。

ちょっとした工夫で、日頃のストレスを軽減することができます(*^^*)
そのおかげで、今日は心身ともに軽く、元気に筋トレに行くことができました💪

セルフケア、侮ることなかれ!
是非、お試しあれ(^_^)/

 

 

筋トレのその後・・・

こんばんは!高尾です(^^♪

連休後の先週は、やっぱり残業となり、といっても30分くらいのものですが、なにしろ定時退社が20時なので、そこのところの30分の差は大きく・・・
しかも、土曜日は院の授業とゼミ、日曜日は講師のお仕事&ピアノレッスン・・・と続き、10日あまりお休みがありません^^;💦

例年、この週は、結婚記念日と次男の誕生日でお祝いのお食事会をするのですが、次男も連日就活で歩き回っていてそのような余裕もなく、おあずけ状態です。お楽しみは週末に!!ということで、なんとか今週も頑張れました(^^)

このような感じではありますが、週に1度の筋トレは細々と続けています💪
筋トレを始めてみると、今までトラブルのあったところの痛みが出てきました。
テニス肘ならぬピアノ肘、腰痛、膝痛、、、と情けないことに、トレーニング中に「イタタタタ・・・」となってしまいます(T_T)
そういう時は無理をせずに、治療にチェンジ!整体の先生なので、トレーニングをしてもよし、治療をしてもよし、ということで安心して通うことができています。

今は、バーベル、ダンベルを使ったトレーニングと、バーベル背負ってのスクワット、腹筋、脚のダンベル上げ(?)などなど…………

まずは上半身、特に肩甲骨周りを鍛えて、下がり気味の内臓や肋骨を引き上げ、姿勢を整え、浅くなりがちな呼吸を深くしていくことから。

この歳になってからの初めての筋トレ💦ヨタヨタになりながらも、とりあえず続いています(*^^*)
そして気がつくと、少しずつ体重が減り始めています🙌でも、筋肉つくと体重増えるんじゃないの??な〜んて疑問を抱きながらも、今宵もお家筋トレに励みます!!

継続は力なり。

グリーフワークも同じです。
今抱えている痛みを深めていくと、そこには、今まで生きてきた長い道中でついた傷が浮き彫りにされてきます。父親との関係、母親との関係、刷り込まれた誰かの価値観、生きづらさ、封印された思い、、、様々な痛みや感情が湧き上がってきます。
一つ一つ言葉にしながら、語り直してみると、「あっ」という気付きが得られることがあります。無意識の世界に押し込めていたいろんな思いを、辛いけれども、もう一度味わってみる。そこから生まれてくる新たな物語。その積み重ねで、人は生き直すことができるのかもしれません。

時間はかかるかもしれないけれど、でも大切なご自分の人生。手間暇かけて、一緒に手当てしてさしあげましょう(*˘︶˘*).。.:*♡

カウンセラーの強化参入💪

引き続き、高尾です(^^♪

今月より、カウンセラーの「田中啓子先生」がお仲間となりました。
上智大学グリーフケア研究所養成講座の後輩で、といっても、私よりもカウンセラーとしてのキャリアがずっと長い、心理職初の国家資格である「公認心理師」と「産業カウンセラー」の資格をお持ちの、とても心強い方にお手伝いいただくことになりました。

基本的には、水曜日・金曜日と土曜日の午前中には、私高尾が、そして土曜日の午後と月曜日には田中先生に入っていただくことになります。
現在通って来てくださっている方々は、曜日に関係なく、高尾が担当させていただきます。
セッションの枠も大幅に増やしましたので、どうぞこころの中に重いものを抱えていらっしゃる方は、少しでも荷がおろせるよう、1度扉を開けにいらしてください。

スタッフ一同、気持ちもあらたに、お待ちしております(^_^)/

ワークショップ開催のお知らせ(^_^)/

こんばんは!高尾です(^^♪

7月6日(土)の13時からと16時から、グリーフ・カフェ 代々木上原におきまして、「キャンドルワークショップ & 絵本deカフェ」を開催いたします!

キャンドルワークショップでは前回同様、ai先生のご指導のもと、手ごねキャンドルとボタニカルキャンドルをお作りいただきます。今回のボタニカルキャンドルは「ラベンダー」です!!ラベンダーのほのかな香りにこころ和ませながら、素敵なキャンドルをお作りください。七夕の夜に、お盆の迎え火に、そして季節変わってクリスマスに・・・世界に一つだけのお手製キャンドルを灯していただければ、、、と思います。私のおすすめは、「キャンドル・バス」お風呂の片隅でゆらゆらと揺れるキャンドルの灯は、心身の疲れをきっと癒してくれますよ(^^)

更に、Be-ing初となります、「絵本deカフェ」では、こころがあったかくなる絵本をご紹介したいと思っておりますので、こちらもどうぞお楽しみに!

締め切りは6月末となっておりますが、各回定員5名様ですので、満席になり次第、終了とさせていただきます。是非!!と思われる方は、早めのご予約をお願いいたします。
詳細は「イベント開催のご案内」を御覧ください(^_^)/

お待ちしております❤

令和の生活が始まりました!!

こんばんは!高尾です(^^♪

長いお休みが明けて、日常が戻ってまいりました。

久しぶりのクリニックでしたが、システム関係は「令和」に変更されていたものの、書類関係は「平成」のまま。オリジナルを変更する作業がいくつかありましたが、パソコンがまだまだ「令和」を認識してくれていないので、「令」と「和」に分けてようやく変更できる感じです^^;
でも、なんだかちょっと新鮮な感じがしました。

ちょっと長すぎるお休みで身体の調子が少々狂ってしまいましたが、ちゃんとスイッチは入ったようです。仕事している方が身体の調子がいいのは、なんとも悔しい感じではありますが、やっぱり何かしていないとダメな性分なのかもしれません。

それでは、長崎最終日です(^_^)/

最終日は平和公園で路面電車を降りて、浦上天主堂に向かいました。
 やっぱり、なんていうか、、、無言の迫力

 

   浦上天主堂
ガイドさんには、日曜日は御ミサがあるので、見学は午後から、、、と言われていましたが、せっかくの日曜日の朝なのだから・・・と思い切って中に入ってみました。

ちょうど御ミサが始まったところでしたが、部外者を排除(?)する雰囲気でもなく、とってもオープンな感じ✞
長崎では、ベールをつけている信者の方が多かったです。最初は緊張してしまいましたが、すぐに馴染んで、いつも通りに御ミサに預かり、ご聖体拝領も受けてまいりました。
昭和20年8月9日に原爆が投下されたその地で、いのちの御ミサに預かることができたことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

外に出ると、そこにも、なんともいえない優しいお顔のマリア様が。。。

いい旅の終わりでした。

フライトまで、ちょっと休憩。 (*˘︶˘*).。.:*♡

遠藤周作と神と死と・・・

こんばんは!高尾です(^^♪

今日は気持ちのいい、五月晴れの1日でしたね!

さて、昨日に引き続き、長崎滞在記です(^^)

 黒崎の地に建つ、遠藤周作の石碑

「沈黙の碑」
人間が
こんなに
哀しいのに
主よ
海があまりに
碧いのです  遠藤周作


テラスから、海を臨む
 館内から海を臨む

 

 

グリーフケアでも大切なことのひとつ

「あなたは一人ではない」ということ

 


沈黙という「言葉足りえないもの」の中から何を見い出すか。。。


捨てない棄てない
どんな自分であっても、どんな人生であっても
受け容れ、背負うこと
それが「愛のはじまり」


出会いは「偶然」ではなく、おおいなる方による「必然」

「死は終わりではない」
年をとってきたり、もしくは若くても思いがけない不幸や病気に出逢ったりした時、亡くなった貴方の愛していた方々がずっと貴方の中で生きつづけていて、貴方を守っていてくださったのだときっと気付かれると思います。
「愛する人を亡くしたのはお前だけじゃないんだ!しっかりしろ!」と
主人の臨終の時、私は主人から逆に勇気をもらいました。
愛する人を失った悲しみから人間が立ち上がった時、亡くなった方はその人の心の中で、現世の時のまま生きつづけていることを誰もが実感すると思います。

遠藤順子『夫の宿題』

自分の人生をふりかえり、この年齢になってみると、私はかつて冒した愚行も、かつて私の身に起こった出来事もーーたとえそれがそのまま消えてしまうように見えたものでも、決して消えたのではなく、ひそかに結びあい、からみあい、
そして私の人生に実に深い意味を持っていたことに気づくのだ。
私の人生のすべてのことは、そう、
「ひとつだって無駄なものはなかった」と
今にして思うことができる。

「マイナスを利用する」『生き上手死に上手』

私が、宝塚の小さな丘の上の中学校に入学した時の校長先生(シスター)は、遠藤周作さんのいとこでした。お顔がそっくりで驚いたのを覚えています。
そして、遠藤周作さんのお母様は、ご主人様と離婚された後、生計を立てるために、私の母校の音楽教師として働いておられたそうです。

私が初めて手にした遠藤周作の著書は「おバカさん」でした。
今なら、そのおバカさんがイエスを描いていたのだということに気づけたかもしれませんが、その時はなんだかオチのない、不思議な本だなぁ、としか思えませんでした。

多くの病を背負った彼が、病の苦しみを抱える人たちへ向ける眼差しは、苦しいのは自分ひとりではない、という「苦しみの連帯」という温かな愛情であり、それとともに、自身の闘病生活で実感し見い出した、苦しみを通して他人と結びつくことの必要性「弱者への共感の眼差し」へと繋がっていきました。

映画「沈黙」を観た後の、あのなんとも言えないモヤモヤとした気持ちが、その舞台となった地を巡ることにより、また、彼の人生を顧みることができたことにより、「信仰」とはなにか、「神の沈黙」とはなんであったのか、、、ということを再び思い巡らせてくれ、少しモヤが消え、様々な思いが深まったように感じました。そして、グリーフケアに繋がるなにか、、、も見えてきたように思いました。

ところで、世界三大夜景、ご存知ですか?
香港、モナコ、そして長崎の稲佐山だそうです。
1日晴天で、空気が澄んでいて、風が強い日は、眺めがいいそうです!
ということで、夜景ツアーにも参加してきました。


観たようには撮れません💦
雰囲気だけでも・・・

 

潜伏キリシタンの里「そとめ」を訪ねて

こんばんは!高尾です(^^♪

思ったよりもカラッとした五月晴れではなく、なんとなくどんよりとした1日でした。

本日は、長崎2日目の滞在記を綴ろうと思います。

2018年7月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、世界文化遺産に登録されました。

「信じることをあきらめなかった。人々の想いは今でも、長崎の各地で受け継がれている」

ここは、キリスト教が禁じられ、司教不在の中で250年もの長きに渡り長崎と天草地方において、日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの、信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。

今回訪れたのは、遠藤周作の「沈黙」の舞台となった、そとめ(外海)です。

*黒崎教会
    
1897年にド・ロ神父の指導により敷地が造成され、1899年から建設計画が進行、1920年に完成しました。遠藤周作の小説『沈黙』の舞台ともなった黒崎の地に建つ教会です。
お聖堂は、信徒が奉仕と犠牲の結晶として一つひとつ積み上げたレンガで造られています。煉瓦造、平屋、桟瓦葺(さんかわらぶき)の簡素な構成が煉瓦の美しさを際立たせており、深い奥行を持つ内部はリブ・ヴォールト天井と呼ばれ、今でも美しい輝きを放つステンドグラスが印象的でした。
今回「潜伏キリシタン」と「隠れキリシタン」の違いも学ぶことができました。
1612年の江戸幕府による「キリスト教禁教令」以来、250年に渡り、キリスト信徒は、時に地元の神社の氏子となりながらも、密かにキリストを信じ続けたのでした。
1859年、開国が始まると幕府は禁教令を緩和し始め、開港場居留地において、外国人の信仰の自由を認め、宣教師の来日を許可するようになりました。
解禁後にキリスト教に帰依した信徒を「潜伏キリシタン」と呼び、一方、そのまま日本の伝統的宗教の氏子のまま、キリスト教を信仰し続けている信徒を「隠れキリシタン」と呼ぶそうです。今も黒崎地区には2軒の隠れキリシタンが存在し、そのおひと方にお話を伺うことができました。

*祈りの岩
  
枯松神社に登る参道の脇に、大人が数人隠れるほどの大きな岩がありました。ここは、潜伏時代、キリシタンが年に一度、復活祭前の「悲しみの」の夜にオラショ(祈り)を唱えた場所で、「祈りの岩」と呼ばれています。潜伏期、普段は周りに気づかれることを恐れ、声に出してオラショを唱えることはありませんでしたが、この日だけは見張り役を立て岩陰に隠れるようにしてオラショを唱えたそうです。

*枯松神社
黒崎の潜伏キリシタンは、伝説の伝道士バスチャンの師であるサン・ジワンの隠れ家(バスチャン屋敷)に集り、オラショ(祈り)を捧げ、信仰を守ってきました。明治以降、そのジワンを祀る神社が建立されました。

 

 

バスチャン屋敷跡

*大野教会堂
    
禁教期に潜伏キリシタンが氏子となった神社に密かに自分たちの信仰対象を祀り、オラショ(祈り)を唱えるなど在来宗教と信仰の場を共有していた集落です。禁教期の信仰の場であった神社近くに、解禁後、石造りの教会堂が建てられ、禁教期固有の信仰形態とその終焉を示しています。
2008年に国の重要文化財に指定されています。
  あまりにもお優しい表情

     
傷みが激しいので中に入ることはできませんでしたが、質素ながらも、深い信仰心と感謝の気持ちが伝わってくる教会堂でした。

それぞれの建造物はとても質素で、しかも傷みが激しいので、それ自体は世界遺産に匹敵するものではないそうです。しかし、そこに横たわる歴史の意味、、、250年もの間、司教不在のままでありながらもキリスト教が途絶えぬよう、代々護り通した人々の苦難の歴史に、世界遺産としての意味があるのだそうです。

1597年2月5日、豊臣秀吉の命令によって、長崎市西坂で殉教した26人のカトリック信者たち。最年少の12歳であったルドビコ茨木は、処刑の際、「改宗して命永らえるより、キリシタンとして死して、永遠の命をいただくことを望む」とキッパリと言ったそうです。これほどまでの深い信仰を持つことができたのはなぜなのだろうか・・・今の世に、自分の命を差し出してまで信仰を護ることのできる人がどれほど存在するのだろうか・・・という思いが湧いてきました。
この地で命をかけて護り通し、今の世に信仰を繋げてくださった、潜伏・隠れキリシタンの方々の霊に手を合わすことしかできませんでしたが、これからの自分の生き様の中で、ほんの少しでも世の中に還元していくことができれば、、、と思わざるを得ませんでした。

冒頭にも書きましたが、今回、遠藤周作「沈黙」の映画の舞台となった「そとめ(外海)」を巡っています。
映画の終盤、ポルトガル人宣教師ロドリゴに対し、日本人キジローが「僕はなにもできなかった。」と許しを乞うた時、ロドリゴは「そんなことはない。君はずっと僕の側にいてくれた。」と答えました。Do-ingではなくBe-ing。心に響いた言葉でした。
遠藤周作さんに関しては、明日につづく・・・といたします(^_^)/

 

 

世界文化遺産「長崎の潜伏キリシタン関連遺産」を訪ねて⛪

こんばんは!高尾です(^^♪

大型連休も、後残すところ3日となりました。
いかがお過ごしでしょうか(*^^*)

私は、連休から1日だけ日程を外して、長崎に行ってまいりました。
長崎は3回目。1回目は大学の卒業旅行、2回目が子どもたちを連れてのハウステンボス、そして今回3回目は、潜伏キリシタンの里を巡る旅となりました。

初日は、まず大浦天主堂へ⛪

 長崎といえば、これ、路面電車🚃

   
長崎駅から大浦に行く途中、中華街で「ちゃんぽん」をいただきました(๑´ڡ`๑)

大浦天主堂は、幕末の開国にともなって1865年に建立されたゴシック調の教会で、現存するキリスト教建築物では国内最古となります。
聖堂内を飾るステンドグラスの中には、約100年前のものもあるそうです。

また、大浦天主堂は、正式名を「日本二十六聖殉教者天主堂」といい、建立直前に列聖された日本二十六聖人に捧げられた教会です。そのため、天主堂の正面は殉教の地である長崎市西坂に向けて建てられています。
1933年に国宝となりましたが、原爆による損傷の修復が完了した後、現存する日本最古の教会建築として1953年に再度国宝に指定されました。

1865年3月に、浦上の潜伏キリシタンが訪れ、信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。

ちょうど晴れ間が見えてきたタイミングで、お御堂内のステンドグラスが、長い長い歴史を物語るかのように輝いていました✨

オラショ(祈り)の店で、祝別されたクロスとおメダイをシスターから購入させていただきました。

 

 


長崎は、やっぱり坂が多いです💦
ちょっと歩き疲れたので、カフェで一休み☕
5CLOVERSというカフェ。エントランスには、本当に四葉🍀ならぬ、五葉のクローバーがたくさん!

幸せを掴み取ったような気持ちに(*˘︶˘*).。.:*♡

そして、1日目の〆は「吉宗」。
名物「茶碗蒸しと蒸し寿司」ごちそうさまでした。

明日はこのツアーで、潜伏キリシタンの里を巡ります(^_^)/