本当に目指すものとは・・・?

こんばんは!高尾です(^^♪

今日もグリーフケアに、お二人の方がお越しくださいました。
今年の夏はとてもとても暑くて、熱々のお茶を出すには忍びなく、カモミールティーのアイスをお出ししてきました。でも、少しずつですが、風の中に涼を感じられるようになってきたので、今週から温かいお茶に戻しつつあります。やっぱり温かいお茶は香りが立って、気持ちがほっこりします( ^^) _U~~

先日「目指せ!寄付金100万円!!」という文字を巷で目にしました。確かにお金がないとやりたいことができません。
でもでもでも・・・と思うのです。いつのまにか、寄付金を増やすことが目標になってはいないでしょうか?少しでも多くの寄付金をいただくために、必死で報告書や申請書を書いたりしてはいないでしょうか?いつの間にか、目指すものが他のものとすり替わってしまってはいないでしょうか?
それはきっと、こころの隙間に入り込んでくる、小悪魔の仕業に違いありません。でもきっと、私も同じ立場に立たされたら、ジレンマとの闘いになると思います。それは、資金がないと何もできないことは、私にとっても大きな課題だからです。

でも、今日、クライアントさんとお話しさせていただきました。
Be-ingはお金儲けがしたくて、料金を頂いているわけではありません。ご自分が一生懸命働いた中からお金を支払うことによって、真剣にグリーフワークに取り組んでいただきたいのです。我々も同じです。クライアントさんからいただいた対価を一旦大切に大切にお預かりして、必要な時に必要な形にかえて、クライアントさんに還元しています。そのお金に込められた思いを真剣に考えています。なので、本当に苦しい時には遠慮しないで正直にお話しください。私たちにできる範囲で、できる限りの援助をさせていただきます、、、と。それもまた、有意義な還元のありかただと思っているからです。
目にいっぱいの涙を浮かべて、とても大きく頷いてくださいました。

介護で離職を止む無くされる方がおられるように、グリーフで働けなくなる方もおられます。そのような場合にも、医療と繋がっていると、診断書を書いてもらうことでしっかり休むことや、休業中であってもお金の心配をせずに生活を続けることができます。医療との連携には、生きていくための大きな意義があるのです。
どうぞ、様々な心配事をお話しにいらしてください。

ようやく、いただいた対価がいろんなものに姿を変え、いい形で廻り始めました。根気強くコツコツと、そして黙々と・・・目指すものがぶれないように、Be-ingの存在意味に凛とした芯を通せるように、それでいて、たおやかでしなやかに。やっぱりそこには、クライアントさんの気持ちに寄り添えるような私たちでいられるよう、日々怠りのない努力が必要なのだと思います。

グリーフ・カフェの方にも、少しずつご予約が入ってきております。いきなり他の方と関わることに不安を感じられる方は、遠慮なくメールにてご相談ください。

8月が終わります。
みなさま、どのような夏を過ごされましたでしょうか🍉🌴🌻🍧

 

 

ADHD研究会 in 横浜

こんばんは!高尾です(^^♪

今日は、久しぶりに蒸し暑い1日でした💦

昨夜、院のゼミの先生が演者として発表される「ADHD研究会」に参加してきました。
落ち着きのない子どもって、昔からクラスに一人や二人はいたように思いますが、今思えば、本人はとても生きにくさを感じていたのかもしれません。
ADHDは遺伝しやすいということなので、そういう子どもの親御さんもまた、この病気を持っている可能性が高いということで、彼らを取り巻く環境もまた、生きにくさを増長させているのかもしれません。
最近新規で来られる患者さんの多くが、この「ADHD疑い」で来られます。昨夜の研究会は、主催が塩野義製薬だったので薬の話が主でしたが、ADHDの薬は子どもたちにとてもよく効くそうです。服用すると、翌日から落ち着きや集中力を取り戻す子どももいるそうです。どうしても躊躇してしまいがちではありますが、薬の力を借りることも大切です。それで、自分はもちろんのこと、周りの人たちも安心して生活ができるようになるのだとしたら、一歩踏み出す勇気も必要なのだと思います。
子どものうちに治療することによって、大人のADHDで、社会適応に苦しむ方々が一人でも減ればいいのに・・・と思えてなりません。
そのためには、まずは正確な診断を受けること。そしてまた、そのためには、学校の先生方や企業の上層部の方々に、ADHDに関する正しい知識と理解を持っていただくことが必要なのだと思いました。ADHDの方は、依存症に陥りやすい傾向にあるというお話もありました。その中でも「ゲーム依存」とどう向き合えばよいのか?という演題は、身につまされるお話でした。
無理矢理ゲーム機を取り上げてみたり、遊ぶ時間を決めたりしても、それは全く効果がなく、本人が「これではダメだ」ということに気づかなければなりません。でも、アルコール依存の断酒のようにゼロにする必要はなく、時間を減らすことによって、日常生活が送れるようになる、たとえば、まずは学校にちゃんと行く、会社に遅れずにいけるようになる、などの目標を立てるところから始めてみましょう、ということでした。

研究会後の情報交換会では、院のクラスメートと久しぶりに会って、遅い晩ごはんを囲んで、それぞれの研究の話などで盛り上がりました。
夜遅くなるからと前もって予約しておいたホテルに泊まって、今朝は楽チンな出勤となりました\(^o^)/

智慧をいただくことで、患者さんに寄り添えることもあると思います。院にいると様々なチャンスをいただけるので、これからもできる限り参加していきたいと思います(^^)/

 

カウンセリング・マインドとは・・・

こんばんは!高尾です(^^♪

いっときに比べると、ずいぶんと涼しくなったように感じます。
それでも、32度?!
いったい、どれだけ暑い日が続いていたのでしょうか・・・💦^^;

昨日、今日と、つくづく、「カウンセリング・マインドってなんなんだろう?」と考えさせられる出来事がありました。

心の中は見えないし、どんなに心を込めて寄り添わせていただいたとしても、可視化できるような、なにかを象るようなものが、カウンセラーのところに戻ってくるわけではありません。
それでもカウンセラーは、自分の気持ちを奮い立たせて、「いかにあるべきか」に思いを巡らせているのです。

モチベーション?
そんなものは、ジェットコースターのごとく、上がったり下がったりしています。カウンセラーだって人間です。どうしても受け容れられない価値観であったり、信じられないような出来事にも遭遇します。それでも・・・と思うのです。それでも、それらのことに向き合う努力を怠らないこと、真摯で謙虚な気持ちを忘れないこと、そこにいつも思いを寄せていたいと思うのです。
なぜなら、私たちカウンセラーは、たとえ目に見えるような成果があがらなくとも、「また、ここに来たい、あなたに会いたい」という、クライアントさんの気持ちに支えられているからです。

この「カウンセリング・マインド」を叩き込んでくれたのは、上智のグリーフケア研究所であり、英和での死生学研究だと思っています。ひょっとしたら「How-to」の方が、学ぶには易しいかもしれません。答えのない、或いは、簡単に答えの出ないものを学ぶには、本当に大量のエネルギーが必要です。
では、そのエネルギー源となるものとは、いったいなんなのか?
私の中では、ちょっとだけ答えが出たように思います。
それは、とってもありきたりではあるけれども、自分の大切なものをちょっと脇に置くことのできる勇気であり、自分の大切な時間を誰かのために分けて差し上げられることのできる謙虚さであり、そしてなによりも、人の思いに気持ちを馳せることのできる深いこころだと思います。
自分のかなしみや苦しみと同じくらい、目の前のかたのかなしみや苦しみを大切に感じることのできる感性、共に涙を流すことのできる温かさ、実習やゼミの時間は、苦しくてしんどくて逃げ出したくなるようなことがたくさんありますが、今、振り返ってみて、またその最中にいて、「そこから目をそらさず、自分のからだとこころでしっかりと感じ取りなさい」という、先生方からのメッセージを感じ取ることができるのです。

でも、だからこそ、この「カウンセリング・マインド」、なかなか理解してもらえないのです。
でも、わかってもらえないと、結構辛い・・・^^;
ひとりでは、カウンセラー業は続けられません。それくらい、このマインド、消費エネルギー、すごいんです💨
ちょっとやそっとのセルフケアではおっつかない💦
でも、やっとこさ、素晴らしい相棒に恵まれて、「私も、もうひとりじゃないんだな〜」と嬉しさを噛み締めているところです(*^^*)

グリーフケアとともに、この、カウンセリング・マインドも、ちょっとずつ広めていきたいと思っています(^^)/

ピアノの先生という仕事♫

こんばんは!高尾です(^^♪

今日も暑い1日でした💦
いったい、いつまで続くのでしょうか・・・
一昨日の金曜日、グリーフケアの後、クリニックで仕事をしていて「ちょっと気分が悪いかも・・・」と慌てて帰宅し、昨日は1日お休みをいただきました。
”夏バテ”でしょうか。。。

今年はちょっと事情があって、発表会の構成をなかなか決められないまま、フト気がつくと8月も後半に突入。これはマズイ、、、ということに、昨日気がつきました^^;

やりたいことは決まっているのに・・・
ということで、貴重なお休みの1日、かなりのんびりした後、重い腰を上げて、構成決めと選曲に入りました🎶
「クリスマス・キャロル」を再度調べ直して、聖書朗読の箇所と、その場面で歌われる聖歌を選び、取り寄せてあった聖歌集の楽譜や、手持ちの楽譜の中から、あーでもない、こーでもない、この曲好き、絶対演奏したい😍などなど。。。


絵本棚を眺めていたら、ふと、「クリスマスものがたり」に目が留まりました。
そういえば、以前やっぱり12月に発表会を開催した時に、キャロルをやりたくて、あまりにもその絵が素朴で、素敵で、手元に取り寄せた絵本でした。「あの時は、泣く泣く諦めたんだった(;_:)」ことも思い出しました。

福音書の言葉が、とてもわかりやすく書かれています。この絵本の朗読と、聖歌の演奏。どんな楽器とのアンサンブルにしようかなぁ〜、と、どんどんエンジンがかかってきて、リビングのテーブルの上には、聖書やら楽譜やらコピーやらが散乱(*_*) 何かが閃く度ピアノに向かい、弾き始めると時間を忘れ、どんどん時間が過ぎ、夜中過ぎにようやくだいたいの構成が決まりました。おかげで、この暑い中、頭の中ではクリスマスの聖歌がグルグルグルグル回っています🌀


今日、レッスンの時に生徒たちに伝えたところ、それぞれ嬉しそうに自分の担当楽譜を持ち帰りました。

生徒たちもいろんなことを抱えて、悩み苦しんでいます。先日、泣きながら苦しい胸の内を話してくれた生徒がいました。そんな時は、レッスンはせずに、じっと話に耳を傾けます。ただそれだけですが、少し笑顔が戻り、来たときよりは少し元気になって、「応援してるよ」の言葉に見送られて帰っていきました。
今年が最後のコンサートになる生徒は、幼稚園の時から大学卒業までの18年間毎週毎週通い続けてくれました。幼稚園バッグがランドセルに替わり、制服を身につけるようになって、気がつくと成人式を迎え、綺麗にお化粧をしてくるようになり、そして来年社会人として巣立っていきます。
音楽を通じて、ひとりの人間と、こんなにも長い間向き合うことができて、その成長を見守ることができて、大変なことも多かったけれど、社会人となって卒業していく生徒を見送る度に、幸せを感じる今日このごろです。
音楽の楽しさ、練習の苦しさ、やり遂げた時の達成感。。。
ピアノはおやつ
なくても生きてはいけるけど、でもあったほうが断然幸せ(*˘︶˘*).。.:*♡
そして、いつも隣にいてくれる大切な友達。
伝えたかったことを、どのくらい伝えられたかはわからないけれども、でも、同じ方向を向いて真剣に向き合った時間は、音楽魂がぶつかりあった、い〜い時間でした(^^♪

 

「繊細さん」かも・・・

こんばんは!高尾です(^^♪

台風独特の天候で、家を出た途端、ゲリラ豪雨が降ったかと思えば、カーーーっと晴れてきたり・・・そんな時は晴雨兼用の傘が大活躍!!雨傘の後は日傘となり、駅に着く頃には乾いてました(^^)

ところで、HSPってご存知でしょうか?
Highly Sensitive Personとは、生まれつき刺激に敏感で、周りの人が気づかないような些細な変化を感じとってしまったり、音や光などにも過敏に反応してしまいます。また、人の気持や場の雰囲気を敏感に感じとってしまうため、人の感情に巻き込まれてしまったり、頼まれごとを断ることが苦手だったりします。

「ドキッ!!」とされた方も多いのではないでしょうか?
そんな貴方は、周りから「気にしすぎ〜」とか「真面目なんだから〜」とか言われて、更に傷ついた経験があるかもしれません。

1996年に、エレイン・N・アーロン博士が、このHSPという言葉を考案しました。彼によると「生まれつき繊細な人」が、5人に1人はいるそうです。そして、これは性格の問題ではなく、脳の神経伝達システムの問題であり、生まれもった気質だそうです。だから、「繊細な人」が些細なことに気づくのはごくごく自然なことで、そのことを隠したり、治したりする必要はないと言われています。

実は、私も「ドキッ!!」とした一人です^^;
そして、HSP専門カウンセラーの武田友紀さんの『「繊細さん」の本』を手に取ってしまいました。

なかなか面白いです。
とってもわかりやすくて・・・
繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、楽に活きる方法が書いてあります。繊細さんは、いいこともそうでないことも敏感に感じとってしまうので、なにかと疲れます。どうしたら楽に生きられるのか?是非とも知りたいところです。

でもでも、ん?!このHSP、なんとなく、グリーフと似ているところがあるかもしれません。
グリーフもごくごく自然な感情で、それは悪いものでもなんでもなく、ましてやなくしてしまえばいいものでもなく、どのように共に生きていくか・・・が大切なのです。ん〜〜〜、ますます興味深くなってきました!

とはいえ、まだ読み始めたばかり・・・
気になる方は、武田友紀著「繊細さん」の本 飛鳥新社
このお盆休みにいかがですか?

 

山に祈る

こんにちは、高尾です。

今年も8月12日が巡ってまいりました。
沢山の方々の思いが涙雨となり、東京の空から降り注ぎました。

恐らく、中高大学時代の友人たちは、同じ思いで、あの恐ろしい事故が起きた日の記憶を辿っていると思います。
私も、第一報を受けた時の「三人称の死」が、乗客者名簿のテロップが流れた瞬間に「二人称の死」へと姿を変えた時の衝撃を今でも忘れることができません。

34年がたちました。
520名の尊いいのちと、そのいのちを愛おしむ方々の思いは、姿かたち、そして色合いを変えながらも、いまなお色褪せることなく、生きつづけているのです。
そのかなしみが失せることはないけれども、毎日、毎年、手を合わせ、祈り続けることにより、かなしみはよりいっそう深められ、それぞれの人生において、今ではなくてはならないものに変貌を遂げつつあるのかもしれないと思うのです。

坂本九さんのお嬢さんの言葉を載せさせていただきます。(2019/08/12 大島花子さんのFBより)

34年目の8月12日を迎えました。
年月が経っても
生々しい悲しみは消えることがありません。

そんな心に対して、
風邪薬のように薬を出してもらうことはできませんが、
“人の心”は唯一悲しみを軽くできる力をもっているのかもしれません。

時に悪意がなくても傷口をえぐる言葉などに出会うこともありますが、それでも私はその力を信じます。

一つの選択肢として
グリーフサポート、
があることをもっと多くの人に
知ってもらいたいし、
特にお子さんのグリーフケアがあることが認知されるよう微力ながら自分にできることをやっていきたいと思います。

そして、わたしは音楽で、これからもひとの心に寄り添い続けていきたいと思うのです。

だからこそ、人の命の尊さを
全力で謳う歌手でありたいとも、改めて思います。

先の長崎市長の平和宣言にもあったように、人の手で救える命は
全力で救う努力をしなければなりません。
そんな未来がやってくることを先月訪れた御巣鷹山で祈ってきました。
命より大切なものがあったら、ぜひ教えてください。
命が一番に考えられる未来、当たり前のことが、どうか当たり前になりますように。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「お子さんのグリーフケアがあることが認知されるよう微力ながら自分にできることをやっていきたいと思います。」と彼女の言葉にもあるように、私も、子どもたちの持つ「スピリチュアリティー」の再生力を信じて、「親子deカフェ」に向けて準備を進めていきたいと思います。
こどもをこども扱いせずに、ひとりの人として対峙し、その言葉や思い、行いを通じて、これからの長い人生を生き抜く力を共に探っていきたいと思います。

坂本九さんが亡くなる3ヶ月前に出会った楽曲「心の瞳」。彼がこの曲を歌ったのはラジオでたったの1回だけだったそうです。今では、学校の教書にも載り、多くのひとたちが合唱曲として口ずさんでいます。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=ktOdCe-UEmM&fbclid=IwAR1mxeDpHtM6Bvnjb5a5z8TtnkgwUuYdunw8Oi9E0Qh41Mq0pr3XdTVO4_0

是非、合唱曲の方も聴いてみてください🎶
音楽の力をもまた私は信じ続けていきたいので、小さな小さな演奏会を、これからもずっと届け続けていきたいと思います。

年内のカフェの日程が全て決まりました!

こんばんは!高尾です(^^♪

今日はいつもより日差しが弱く、不要不急の外出が許されそうな感じだったので、お墓参りに行ってまいりました🙏(いやいや、、、お墓参りは大事です^^;)
連日の暑さで、墓石にお水をかけてもすぐに乾いてしまいます。せっかくお花を替えても、この暑さではお迎えの日までもちそうにありません。。。ということで、家の方にも同じひまわりを活けてみました。なんだか、元気が出てきました!!

さて、「グリーフ・カフェ」の年内の日程が全て決まり、チラシが出来上がりました(*^^*)

すでにご予約が入り始めておりますので、ご自身はもちろんのこと、周りに必要とされている方がいらっしゃいましたら、ご案内をお願いいたします(^^)/

グリーフ・カフェ 始まります(^_^)/

こんばんは!高尾です(^^♪

毎年のことながら、六本木の夏はすごいことになっています💦
バギーを押したママさんたち。小学生から大学生まで、目一杯お洒落した女の子たち。アジアの方々から欧米の方々まで・・・
とにかく、歩道を埋め尽くすように闊歩しています。
コンビニからはおにぎりがなくなるし、レジには長蛇の列。働く身には、ちょっと厳しい日々となっています(;_:)

さて、このHPをご覧になっている方は「グリーフ」という言葉をご存知だと思います。というよりも、ご存知だからこそ、ここをご覧になっておられるのだと思います。
「人はいつか必ず死ぬ」ということを頭ではわかっていながら、大切などなたかを喪うまで、或いは、いのちの期限を突きつけられるまで、人はなかなか「死」と向き合うことはできないのだと思います。
「三人称の死」は世の中に溢れているけれども、「二人称の死」ましてや「一人称の死」は、その時がくるまで、そこから目をそむけながら生きているようにも思えます。

「グリーフ」或いは「グリーフケア」「グリーフワーク」の存在を知っているだけでも、救われることはたくさんあります。「一人称の死」は、たった1度きりのものですが、「二人称の死」には何度も何度も遭遇すると思います。「死」を見つめるということは、「死を迎えるまで終わることのない生」をどう生き抜くか・・・という「死生観」と向き合うことにつながると思っています。
かなしみを胸に懐き、その魂のゆくえに思いを巡らせた時、人は永遠のいのちの存在を知るのではないでしょうか。

「グリーフ」というものの存在は、日本では周知されづらいものなのかもしれません。それでも、死ぬその瞬間まで、自分らしく生き抜くためにも、あるいはまた、いずれは誰しも迎える「自分の死」を「大切な人の死」を受け容れていくためにも、一人でも多くの方々に知っていただきたいと思っています。

そこで、Be-ingでも、いよいよ「グリーフ・カフェ」を始めることとなりました。
同じかなしみを抱く者同士、それぞれの思いを、それぞれの言葉にしながら、共に深めていきませんか?その人のかなしみは、誰のものでもないその人だけのものです。だれも、その人の代わりにそのかなしみを抱くことはできません。それでも、こころとこころを響き合わせることはできます。少なくとも「自分ひとりではない」ということを感じられたとしたら、孤独感や閉塞感を手放すことができると思います。

9月21日(土)パートナー・グリーフ・カフェ(今回は女性限定:婚姻関係にないパートナーももちろん)
10月(未定) :離婚・グリーフ・カフェ(離婚を経験された方)
11月2日(土)ペアレンツ・グリーフ・カフェ(親御さんを亡くされた方)
11月(未定) :講演会
来年1月(未定)小さないのちのグリーフ・カフェ(中絶を経験された方)
来年2月(未定)小さないのちのグリーフ・カフェ(死産・流産を経験された方)

場所 :「グリーフ・カフェ 代々木上原」
時間 :13:00〜14:30
参加費:お一人さま1,000円(お茶・お菓子付き)
定員 :いずれの回も5名さままで

を予定しております。
ご自身はもちろんのこと、周りで必要とされている方がおられましたら、お声をかけていただければと思います。
未定のものも決定次第、順次ここでお知らせしてまいります。(未定のものも土曜日開催です)
9月、11月のカフェに関しましては、本日より受付を開始いたします。
info@grief-cafe.com
まで、ご希望の回、お名前、ご連絡先を明記の上、お申込みください。
毎回5名様まで、先着順とさせていただきます。
当日は、私高尾と、田中の2名のカウンセラー(臨床傾聴師)がファシリテーターとして同席させていただきますので、どうぞ安心してご参加ください。

グリーフケアを必要とされている方々に、私たちBe-ingの思いが届きますよう、また、生活の中で、あたりまえに、そして自然にグリーフケアを受けられる世の中になりますよう、これからも活動を続けてまいります(^_^)/

灼熱地獄(*_*;

こんばんは!高尾です(^^♪

この暑さは、いったいなんなのでしょう💦💦💦
梅雨が長かっただけに、こたえますね。。。
灼熱地獄ってこんな感じ?などと思いながら、アスファルトからの照り返しに喘ぎながら歩いています。

そんな暑さの中、今週も連日クライアントさんが訪ねてきてくださいました。

外は暑いけれど、冷房のきいた室内にずっといると、身体の芯から冷えてきてしまいます。そこで、女性のクライアントさんには、こんなものを・・・
 以前にもご紹介した ”あったかグッズ”
肩や首筋、お腹に当てながら、「これ、可愛いし、気持ちいい〜〜」と、本当にホッとされた表情でお話を始められました。
グリーフを抱えながら生活していると、ご自分でも気がつかないほどの疲労を溜め込んでおられるのだと思います。人の手の温もりのようなあたたかさ。痛いところ、辛いところ、にそっと当ててみてください。きっと、身体もこころもほーーーっ💨と一息ついて、ほっこりと緩んでいくと思います(*^^*)
どんなにたくさんの思いが絡み合っていたとしても、どこかが緩み始めると、ひとつずつ、優しくほどけていくように思います。

ということで、私も今宵はほっこりしたくて、「アイスセパレートミルクティー」にチャレンジ💪です!!
 準備するものは、これだけ

 茶葉はディンブラ 
スリランカ産のディンブラの茶葉はこんなに細かいです。味も香りもバランスの良い紅茶で、しっかりとしたコクと適度な渋みが特徴です。セイロン茶の中で標高1300メートル以上の高地で生産される紅茶はハイグロウンティーと呼ばれ、このディンブラもそのひとつだそうです。標高が高いところで栽培される紅茶は、香り豊かな紅茶に育つと言われています。

 まずは、濃い目のアイスティーを作ります

 さぁ、いよいよミルクの投入です!!

 しっかりと2層にわかれました\(^o^)/

ストローで混ぜるのではなく、このままそっとグラスを傾けながらいただきます。そうすると、ミルクと紅茶が別々に、しかも同時に口の中に広がり、最後にディンブラの香りが鼻を抜けていきます。
だから、背の低い、口が少し広がっているグラスが最適なんだそうです。
糖度のバランスが崩れるとすぐに混ざってしまうそうなので、きちんと計量することが成功の秘訣!!

無心に夢中に・・・ん??なんだか最近経験したような。。。
そうそう、キャンドル作りもそんな感じでした(^^)
キャンドルの灯りの中でいただく、アイスセパレートミルクティー。
週末のひととき、ほっこり美味しい時間でした(*˘︶˘*).。.:*♡