日常の中の幸せ(*˘︶˘*).。.:*♡

こんにちは!高尾です(^^♪

安静生活の中で見えてきた、幸せな時間(人´∀`).☆.。.:*・゚

ベランダの花も、日差しをいっぱい浴びてきらめいています🌺

 コタローも花の香りに誘われてU^ェ^U

バリのエスプリもちょっとだけ・・・

バリ島チュルク村の職人さんにお願いして作っていただいた
「お香立て」
 お香を立てる角度にまでこだわりました
 コーナーには繊細な銀細工が施されています

ただのゾウさんではありませんよ〜 
あちらこちらに、可愛いらしい銀細工(^_^)/ センスが光ります✨✨

アロマオイルとは少しニュアンスの異なる香りが漂う中・・・
 研究所時代の同期からの差し入れのフルーツケーキをいただいています(๑´ڡ`๑)

これは次男が作ってくれた油そば 
 かき混ぜると、ごま油のいい香り!
麺とお汁が混ざり、これまた手作りの煮玉子がとってもよく合います。

それにしても、痛みを抱えながらの生活が、こんなにも不安で、不快で、何をするにも時間がかかって、誰かの手を借りないと何もできないなんて。。。
自分が経験して改めて、健康のありがたさを実感しています。
これもまた、グリーフなんだと思います。

そんな中ではありますが、ゆったり流れる時間の中で、些細ではありますが、たくさんの幸せを感じていたいと思います(*˘︶˘*).。.:*♡

 

セルフケアの大切さ

こんばんは!高尾です(^^♪

この週末に、背中から腰にかけての筋肉を痛めてしまったらしく、今日1日、安静を言い渡されてしまいました(-_-;)
特に起き上がる時、立ち上がる時、座る時・・・と体勢を変える時に痛みます。
なぜか、座っている時は、それだけで痛いです(T_T)
接骨院でテーピングをしてもらい、温めながら1日を過ごしました。
明日はなんとしても出勤しなければならないので、後もう少し、おとなしく過ごすことにします。

何もやってはならないという、こういう時こそ「セルフケア」の絶好のチャンスです!!
美味しいお茶を入れて、マシュマロをつまみながら、ホットカイロを目の上に乗せ、いい香りのするハンドクリームでマッサージ(*˘︶˘*).。.:*♡
お茶は香りとともにお味も楽しめます。マシュマロは感触がふわふわで、口の中で甘い香りが広がります。ホットカイロを目に乗せると、副交感神経が活発になり、身体があったまったところで、ハンドクリームでマッサージ………
”痛い”の代償に、素晴らしい時間を過ごすことができました(*^^*)

クライアントさんとお話しをしていると、全身に「緊張感」がほとばしっているのを感じます。例えると、コップいっぱいの水、しかも表面張力でプルプルに盛り上がりながらもこぼれていない状況です。こぼれそうでこぼれない、そして更に、こぼさないようにドキドキしながら移動している感じです。身体がコチコチに緊張してしまうのも、これでは仕方がないですよね。。。

だから「思いっきりこぼしましょうよ!」と、お話しさせていただいています。いっぱい話して、たくさん泣いて、表面張力をぶち破りましょう・・・と。そうすれば、コップの上の方に少し隙間ができますよね。そこにまずは、ご自分を大切に、労るという気持ちと時間を取り入れてあげましょう。まず、そこから始めませんか?とお伝えしています。

温かく、ユラユラと揺れるキャンドルの灯りで絵本を読みませんか?お好みの香りのハーブティーや、チョコッとおやつ、心地よいお気に入りのBGMを流しながら・・・🎶お腹をホットカイロで温めると、副交感神経が刺激されて、リラックス効果の高いホルモンが流出してきます。ふかふかのクッションなどに身体をまかせてみるのも気持ちいいでしょうね(人´∀`).☆.。.:*・゚
     

グリーフワークの最中には、丸いクッションの中にホットカイロを忍ばせ、お好きなところを温めてくださいね、とお渡ししています。ほとんどの方が、クッションを両腕で抱きしめながらお話しされています。お腹の前でなにかギュッとするものがあると、人は安心するみたいです。

これがホットカイロの袋です。

そのままでも使えるよう、可愛い柄を選んでみました。

 

 

 

 

中身は、身の回りにあるもの。チン!すると、グリーフワークの間くらい、かなりの時間あったかいままです。
お気に召していただけたら、セルフケアグッズとしてHPでお分けできるように準備を整えていきたいと思っておりますので、そちらも楽しみにお待ち下さい(^_^)/

カッチーニのアヴェ・マリア♫

こんばんは!高尾です(^^♪

今日は午前中からピアノのレッスン🎶
昨年末に音楽祭が終わったばかりですが、サロンの予約状況を見てみると、本年末12月の日曜日はすでに全て埋まっていました(-_-;)
急遽、空いている土曜日に予約を入れ、ひとまずホッ(^^)
それにしても、いまだかつてない年末も年末💦
もうこうなったら、とことんクリスマスにこだわろうかと・・・
ということで、生徒たちにも相談して、今年の音楽祭は「クリスマス・キャロル」に挑戦してみることになりました。本当の意味でのクリスマス・イヴ=イエス・キリストの降誕を、聖書の朗読と聖歌の演奏を交え、静かに、厳かに迎えることとなりそうです。
高校3年生の時の「クリスマス・キャロル」を思い出しながら、企画構成を練っていきたいと思います。

できたら、スリスマスタブロー(キリストの降誕を演じる無言劇)もやってみたいです。

 

さて、昨日大学院の教授の退官記念パーティーがありました。
 会場の片隅には、立派なグランドピアノ!!
すると、ゲストの方の素敵な演奏が・・・
しかも、何年か前に私の頭の中をずっと回っていた「スプリング・ソナタ」🎶

うっとりしている内に会は進み、なんと最後の締めは、教授自らのフルート演奏、アヴェ・マリアでした(*˘︶˘*).。.:*♡

しかも、しかも、アヴェ・マリアの中でも私が1番大好きなカッチーニ!グノーでもなく、シューベルトでもない。。。カッチーニを選曲するなんて、先生ロマンティストなんだなぁ〜〜(*^^*)

最後に素敵な演奏を聴かせていただき、ホンワカ気分で会館を後にしました(^^)

バレンタインに思いをよせて💝

こんばんは!高尾です(^^♪

寒い日が続きます。そんな寒い中、こころがほっこりするのがバレンタインデー(*˘︶˘*).。.:*♡
いつもお世話になっている方々、そして大切な家族の男組へ、
「ありがとう!」の気持ちを込めて、そっとプレゼント✨✨
それぞれに選ぶ時間も、また楽し。。。

でも、今年はちょっといつもと違う感じが・・・
売り場にあふれていた「義理チョコ」価格のチョコが減ったような気がします。
値段で気持ちは測れないけれども、いっときのあの騒ぎはなんだったんだろ〜〜と思いながら、「美味しいね😋」という笑顔を思い浮かべながら、選んでみました。
で、私がいつもここぞ!という時に贈るのが、西宮の「TSUMAGARI」パティシエ津曲さんのお店の焼き菓子です。
  パッケージも素敵です❤

小学生の頃は、あの狭い教室でチョコを渡すなんてオソロシイことはとてもとても、、、で、渡せたことはありませんでした。
中高生の頃は女子校のせいもあって、ワクワクしながらも、結局は今で言う「友チョコ」止まり。そういえば、1度だけ友人と一緒に、甲子園で活躍したお隣の駅の報徳学園の選手に渡したような、渡せなかったような曖昧な記憶があります。
大学生の頃は、春休み中のせいかほぼ記憶になく、社会人になってからは、毎年バブリーな「義理チョコ配り」を繰り返す羽目に(~_~;)
入社当時も六本木勤務だった私は、今、クリニックのお隣りにある明治屋までダッシュ💨して、袋いっぱいのキッスチョコを買って、ダッシュ💨して戻り、おやつタイムに100人近い男性陣に配ったものでした(^.^;

バレンタインデーにもいろんな想い出があって、いろんな人たちの笑顔が思い出されます。意味合いは人それぞれでしょうけど、せっかくなら、いや、せっかくなんだから、普段の感謝の気持ちをチョコに乗せて、みんなでほっこりできる1日でありたいな、と思います。

そんなバレンタインデーの今日も、グリーフケアをさせていただきました。
みなさん定期的に通ってきてくださるので、最初は涙・涙だった時間が、少しずつ少しずつ笑顔を取り戻し、涙を流しながらも、凛とした表情で自分の思いを言葉にしてくださるようにまでなってこられた、その成長をまざまざと感じ取ることができます。
私はただここにいるだけなのに、私を通して、まるで自分自身に語りかけるように、言い聞かせるように、いろんな思いを話される姿が印象的でした。
これこそが、まさしくBe-ingの醍醐味なのではないかと感じています(*^^*)

 

雪の日に・・・

こんにちは!高尾です(^^♪

久しぶりに雪が積もりました。
今日もクライアントさんがお越しになるので、昨日は天気予報から目が離せませんでしたが、危惧していたほどの大雪にはならず、無事にお目にかかることができました。
「何が何でも今日はお話がしたかった。。。」と言っていただいた通り、あったかクッションを胸に抱きながら、たくさんの思いを伝えていただきました。

マニュアルがあるわけではない、グリーフケアサポート。
いや、たとえあったとしても、お一人お一人に寄り添うということは、マニュアル通りにはいかない、ということなのだと思います。
そのためには、座学や研究も大切だけれども、こうやって臨床の場で、お一人お一人と向き合う時間を積み重ねながら、自分の中の引き出しを増やしていく努力を怠らないことが大事だということを教えていただいています。

さて、講師のお仕事も3回ほどさせていただきましたが、次回は3月末にオファーをいただきました。それに加え、いつもの講座のアドバンスコースを母校の会館を借りて開催することになりました。


初回の今回は、ストレスをどう捉え、ストレスとどう向き合い、うまく付き合っていくか?という内容のものになっています。
ストレスをストレスと感じるのは、自分の「思い込み」の強さが大きく関わっているのです。ここを少し緩めてあげると・・・

ということで、ストレスの原因に始まり、ストレスの起こるメカニズムや、ストレスをストレスと感じさせない為にできること、そして、ストレスを感じてしまったら・・・という内容を、ワークを交えながらお伝えしていきたいと思っています。
ストレスは悪いことばかりではなく、人を成長させてもくれます。
また、喜ばしいできごとであっても、実はストレスの原因になり得たりするという、摩訶不思議な存在でもあります。
このように、今までストレスに対して抱いていたイメージとは少し違ったお話ができるのではないかと思います。

グリーフケアに来られるクライアントさん方も、たくさんのストレスを抱えておられます。少しでも、何かを手放すきっかけになれば・・・と、テキストを作りながら、自分の学びも深めているところです。

  からの開放! 

ほろ苦い想い出「中学受験」

こんばんは!高尾です(^^♪

明日は春の陽気だそうです!「春一番」が吹くかもしれませんよ!!

今日は新規のクライアントさんをお迎えしました。みなさま、とても辛い思いを抱えて来られるので、せめて心地よいお出迎えを・・・と思っています。
今日はご希望により、カモミールティーをお出ししました☕
この季節、レモンジンジャーも人気です(^^)
温かいドリンクを召し上がっていただきながら、たくさんお話ししていただきました。

さて、昨日から都内の中学入試が始まりました。

私も何十年か前に経験しました。
当時の女子校はほとんどが2科目入試で、日曜日のテストと週に何回かの授業を受けに塾に通っていました。

ずっと憧れていた都内の学校の受験を担任の先生に反対され、急遽他の学校に志望校を変更し、なんだかな〜と思いながらの受験でした。おまけに、入試直前に母がインフルエンザにかかり、準備に大慌て💦なんとか試験会場に到着したものの、試験中に父の関西転勤が内示され、両親も大慌て💦💦
その学校の合格発表は、受付に封筒が置いてあり、自分の番号のものを手にとって開けてみると、合不合が書いてある紙が入ってある、、、というちょっと変わったものでした。
結果「不合格」。そりゃそうだよな〜〜入試の1ヶ月前に初めて知った学校だったもんな〜〜合格してたとしても入学できるわけでもないしな〜〜〜と、なんとなく納得。。。

しかし、それから怒涛の日々が始まったのです💦💦💦
またしても急遽、関西の学校を受験することになり、本当に全く名前も、どこにあるのかも知らない学校を受験することになったのです。関西は殆どの学校が4科目で、2科目しか勉強していなかった私には選択の余地はありませんでした。

で、受験したのが、今津線沿線にある女子校でした。
悪いことは更に続き、入試の直前に、今度は私が「おたふくかぜ」に罹ってしまったのです(-_-;)ドクターからオッケーは出たものの、顔はパンパン、身体はフラフラで新幹線に乗り込み、極限状態での受験となりました。
2科目を2日間、グループ面接&個人面接、そしてなぜか体育のテスト。。。
今でも面接で聞かれたこと、覚えています(^.^;
ご縁をいただけた後も、親子面接や制服の採寸の度に何度も東京から宝塚に戻り、卒業前だというのに、ほとんど小学校に通えなかったように記憶しています。

私にとっては「中学受験狂騒曲」のような慌ただしい記憶しかありません。憧れの志望校は受けられず、急遽受けた学校には落ち、試験当日初めて門をくぐった学校にようやく拾ってもらえた・・・というほろ苦い経験でした。

でも、今となっては、あれが「ご縁」というか「お導き」だったのかもしれない、、、と思うのです。結果、自宅からも近く、自然に恵まれた、素晴らしい環境の下で中高時代を過ごすことができました。
 駅からの通学路👣
 いつもピッカピカ✨の廊下
 春が来ると・・・🌸
 初めての神さま✞
(学校のFBより)

そして・・・その又3年後、再び父は東京勤務となり、3年間の単身赴任の後、推薦で行ける上の大学が東京にあったおかげで、又家族全員で暮らせるようになったのです。

その時はアウト!と思うような出来事も、長い目で見ると、悪いことばかりではないかもしれません。最悪のできごとが発端となって、自分の人生が180度変わることもあるかもしれません。人生、何が起こるかわからないのです。だから、すぐに諦めるのはもったいない!自分が置かれた場所を楽しんで生きることも、大切なのではないかと思います。
そして私は今、あの時反対され、受験することすらできなかった憧れの学校の大学院に通っています。こんなこともあるのです(*^^*)

 

 

体幹を鍛える!

こんばんは!高尾です(^^♪

なんと、次男も発熱(~_~;)
ポカリにおうどんに、プリンにゼリーにアイス・・・
最後に私のところにやってくるのかも、、、と思うと、ちょっと怖いです(;_;)

病気の時は、とにかくゆっくりと休むこと。
疲れた心身に病魔はしのびこんでくるので、とにかく、その疲れを癒やすこと。
そろそろ休みなさい!という合図なのかもしれません。

それにしても、電車の中でも、お店の中でも、あちこちでゴホゴホされてる方がいらっしゃいます。この季節、仕方がありませんよね。
ならば、自分の身は自分で護る、そして病気になったら、人にうつさないように努力する、、、ことでしょうか・・・

身体を鍛えるような筋トレはちょっとハードルが高いですが、例えば体幹を鍛えるとか、代謝を上げるとかといったものは、根気はいりますが、私にもできるような気がします。

で、チャレンジしてみたのがこれです!

リフォーマー・マシンを使った

ピラティスです。  

リフォーマーがずら〜〜〜〜っとトレーニングルームに並んでいます。

 

ジンワリと汗が滲む程度ですが、腹筋の奥の方に確実に効いてくるのがわかります。運動に縁のない生活を送ってきたのですが、マシンを使うと、ちゃんとそれなりに正しい筋肉の使い方ができるようです。
ただ、胸式呼吸というものを普段やり慣れていないので、なかなか厄介です。でも、これができないとピラティスにならないので、普段から意識してみようと思います。

代謝がよくなり身体が温かくなってくると、免疫力も高まるかもしれません。今年の冬には間に合わないかもしれませんが、少しずつ体力をつけて、自分で自分を護れる身体作りを続けていきたいと思います(^_^)/

ガラスペン✑

こんばんは!高尾です(^^♪

インフルエンザが猛威を奮っています。
ついに我が家でも、一人発症しました(-_-;)
念の為、本日の訪問グリーフケアは延期にしていただきました。ご年配の方にとっては、命取りにもなり得る病気だからです。

先日の出勤途中、中目黒で人身事故のため日比谷線がストップ。。。
インフルエンザのせいなのでしょうか?ふらつきながらホームを歩いていた女性が、線路に転落して亡くなられたようでした。
そこまでしても、行かなければならない仕事だったのでしょうか・・・
法定伝染病なので公休になるはずですし、解熱しても2日間は外出禁止です。
みんながそれを遵守すれば、ここまで広がらないかもしれませんが、発症するまでにすでにうつして回っているようですし、一人の患者さんが、5日間ウイルスを排出するそうですから、難しいかもしれませんね。。。
罹患したとしても、それに耐えうる体力をいつも保つよう努力するしかないのかもしれません。

先日、息子から素敵なプレゼントが(*˘︶˘*).。.:*♡

 彼と色違い。ベネチアングラスだそうです。

原稿用紙1枚くらいは、書き続きられるそうです。昔購入した、フィレンツェの紙屋さんのノート。
このノートにガラスペンで、「絵本の花束日誌」を綴ろうと思います。
その中から1冊ずつ、「絵本の花束」でご紹介していきます(^_^)/

修士1年 無事終了!

こんばんは!高尾です(^^♪

本日の補講に出席して、修士1年が無事終了いたしました。

後期は、「神話学」「精神医学における生と死」と「修士論文指導ゼミ」の3講座を取りました。前期で取ってみて想像以上に大変だったので、7限目は取るのを辞めました。どんなに「やりたい!」という気持ちがあっても、自分にできることと、できないことがあるということを知りました。できないことを諦める勇気も、時には必要なのかもしれません。。。

大学院では、自分の考えや思い、やりたいことを、自分の言葉でちゃんと相手に伝えていかなければなりません。大学時代の勉強とは全く異なります。逆に、あの頃のような記憶力や体力はないので、ゼミ形式で1つのテーマを深く掘り下げていく今の授業は、とても新鮮で毎回のテーマが楽しみでもあります。

明日から長い春休みに入ります。
研究を進めていくとともに、休みの間は仕事の比重を重くして、より多くのクライアントさんとお話しができるようにしていきたいと思っています。既に、新規のご予約をたくさんいただいており、中には遥か遠くからいらしてくださる方もいらっしゃいます。スタッフとともに、温かくお迎えしたいと思っています(^_^)/

本日グリーフケア研究所より、「実践・研究発表会」のスケジュール表が届きました。今年は発表者が多いらしく、3つの分科会に分かれての発表になるようです。同期生の発表が約半数。卒業して丸3年が経ち、2年間の学びが少しずつ実を結び始めてきているようです。
同期の活躍ぶりを聴かせてもらうのを楽しみにしています!!

悲愛の扉を開く〜若松英輔「魂にふれる」〜

こんばんは!高尾です(^^♪

阪神淡路大震災から24年。
あの日、あの時、お腹の中にいた息子が、今年2回目の年男を迎えました。
季節が24回、巡ったことになります。
震災後、半年経って訪れた故郷は、すっかり変わり果てていました。
大好きな今津線沿線にはブルーシートが張り巡らされ、神戸の山手は、ホテルも異人館も近寄ることさえできない壊滅的な状況でした。

それでも、神戸の街は再び立ち上がりました。
でも、、、どんなに街が再生しても、大切な人が生きて戻ってくることはありませんでした。

「記念の石は建てるな。ただ年毎に
薔薇を彼のために咲かせるがよい」

オーストリアの詩人、リルケが晩年に書いた詩「オルフォイスへのソネット」の一節だそうです。

記念碑を建てると、人は、いつかそこに刻まれた言葉を忘れてしまう。でも、花を植える者は、起こったことを決して忘れない。花が、ぼくらにその出来事を語りかけてくるからだ。花、それは死者の魂だ、君も「花」と対話することができるはずだ。

〜若松英輔著『魂にふれる』より〜

この著書は、若松氏が東日本大震災に寄せて書かれたものです。
「大震災と生きている死者」という副題がついています。

今日は、その中から一節をご紹介したいと思います。

『死者は自分の始めていたさまざまなことを、自分のあとに生き残った人々に、もしこの人々がいくらかでも内面的に結ばれ合っていたとしたら、続けてやりとげてくれる課題としてゆだねるのではないでしょうか。(リルケ「エリザベート・シェンク男爵夫人への手紙」)

ぼくらの課題、それは生きることだ。そして他者と悲愛によって結ばれることだ。そのときには困難が付きまとう。そのときには、祈ろう。祈りとは、願うことではない。むしろ願うことを止めて、沈黙の言葉を聞くことだ。〜略〜
死者は、「課題」のなかで、君たちとともに生きる、ひそやかな同伴者になる。
死者と生きるとは、死者の思い出に閉じこもることではない。今を、生きることだ。今を生き抜いて、新しい歴史を刻むことだ。
これからも死者は、悲愛の扉を開け、訪れる。君が、君自身の生を生きることを促すために、大きくその扉を開け放つ。耳を澄まそう、扉が開く音が聞こえるだろう。』(「魂にふれる」より引用)

肉体は滅びても、その魂は花となり、課題となって、思い出となった過去の中ではなく、我々と共に今を生きている、と若松氏は言っています。魂となったその人と生きるという、新しい世界を生き抜き、その歴史を刻むことが、死者と生きるということの意味であるとも言っています。
耳を澄まし、こころを研ぎ澄ます。悲愛の扉が開く音、そして死者たちの沈黙の言葉を聞くために・・・

阪神淡路大震災が24年前に起きたこの日に、東日本大震災の被災者と遺された人々に向けられたこの鎮魂歌とも思える著書を手に取り読み始めたのも、なにかの導きがあったのかもしれません。この前年に、若松氏は奥様をご病気で亡くされています。多くの死者と、その魂とが、若松氏の悲愛と共鳴し、共振したかのように感じられます。まさしく、魂と魂とがふれあったのでしょう。
自分の死を経験した人はこの世には存在しないけれども、大切な人の死を通し経験したことによって、死を語ることはできるかもしれません。それがいずれは、大切な人の魂にふれることになり、共に生きていく、ということに繋がるのでしょう。だからこそ、研ぎ澄まされたこころと耳とで、彼らの言葉たりえない沈黙の言葉を聴きたい、、、、と祈るのです。