『星降る夜の絵本朗読ライブ〜クリスマスって何でしょう?〜』開催します🎄

こんばんは!高尾です(^^♪

突然秋が深まってまいりました。
街なかの街路樹も色づき始めましたね🍁
そして、ハロウィンが終わった途端に街はクリスマス一色です😅

ところで、皆さまはこどもの頃から今に至るまで、どのようなクリスマスを迎えて来られたのでしょう。そして、今年はどのように過ごそうと考えておられますでしょうか。
華やかさが際立つ中、クリスマスの本当の意味や願いを静かに伝えてくれる絵本がたくさんあることをご存知ですか?

ということで、今回ご案内する絵本のイベントはこちらです!


朗読を引き受けてくださっている松崎先生との打ち合わせで、お互いの一押しが同じ本だったことに驚きました。
「絵本の花束」でも以前ご紹介したことのある、絵本というよりは評論に近い1冊。にもかかわらず、小さな子どもたちにもわかりやすい言葉で優しく問いかけてくるような一冊です。この絵本を今回のテーマとして中心に置き、様々な角度から「それぞれのクリスマス」を味わっていただければと願っています。

永遠の平和や幸せの象徴である「リース」や、暗闇を照らす一筋の光にもなり得る「キャンドルの灯り」を眺めながら、思い思いの言葉で対話をお楽しみください。もちろん、こころを緩め柔らかくし解いていくためのお手伝いとして、毎回のお楽しみでもあるジェラートやドリンクもご用意しております!!

上智大学グリーフケア研究所 修習生の皆さまへ

この度、2回目となります絵本ライブ『星降る夜の絵本朗読ライブ〜クリスマスって何でしょう?〜』を開催する運びとなりました。

街かどグリーフサロンでは、地域の専門家の方々と連携し、『おとなと絵本、わたしと対話。〜絵本と対話のワークショップ〜』「絵本朗読ライブ」の2本の柱を軸に、絵本に関するイベント活動を続けております。
修習生の方々には毎回お申し込みいただき、心より感謝しております。

元々は、グリーフケアに来られるクライアントさんの気持ちが少しでも安らぎますようにと集め始めた絵本でしたが、大学院で死生学を学び修士論文を書き進める中で、絵本にはクライアントさんの人生に一筋の光や生きる勇気をもたらし得ることのできる底知れぬ力が秘められていることに気づかされました。

現在、鎌倉の街かどにひっそりと佇む小さなグリーフサロンの1室には、100冊ほどの絵本と多くの心温まる小説、グリーフケアに関する文献を取り揃えております。
絵本を読みにこられる方や、絵本談義をするうちにご自身の辛い思いを自然と言葉にされる方も増えてまいりました。
絵本には、こころの扉の鍵をそっと開けてくれる不思議な力もあるようです。
お陰様で少しずつですが、このサロンが、どなたでも辛い時に訪ねることのできる、居心地のいい居場所となりつつあることに感謝しております。

グリーフやグリーフケアなど何も知らない方々にも、日々生じる様々な生きづらさの中で、絵本の持つ自然治癒力を引き出すことのできる力がやがて生きる希望に繋がるということを、今後も伝え続けてまいりたいと考えております。
前回も絵本の話から出発して、気がつけば「亡くなった人の魂はこうやって生き続けるのかもしれないね。」という、スピリチュアルな話題へと対話が広がっていきました。
普段蓋をされて眠っているスピリチュアリティが蠢くきっかけとなるような、そのような絵本との出会いのお手伝いができればと願っております。

先着8名様となっておりますので、ご興味のある方はお早めにどうぞ💨
こちらのHP内「イベント予約」からもお申し込みいただけます。

対話から生まれるもの

こんばんは!高尾です(^^♪

またもや随分と間があいてしまいました(-_-;)
過ぎ去って思うこと。
とにかく今年の夏は暑かった!長かった!!ということでしょうか・・・
紫陽花の季節は梅雨のはずなのに、雨も少なく既に夏が始まったかのような暑い日が続きました。そしてそのまま10月まで今年の暑い夏は続きました。
そろそろ長かった夏のお疲れが出る頃だと思います。どうぞ無理をせずにご自愛くださいませ。

現在運営している『街かどグリーフサロン Teahouse AlonAlone』は、Be-ingを母体とするグリーフカフェです。ただ、まだまだそのことは周知されていません。

先日、何度か来てくださっているお二人連れのお客さまとお話をさせていただく機会がありました。
月に1度お二人で鎌倉を散策され、必ず立ち寄ってくださるとのこと。

 

こちらのお部屋で寛がれていましたが、ここに絵本が置かれている意味や宛先のない手紙を「手紙寺」でお焚き上げしていただいていることなどをお伝えすることができました。

とろけるジェラートを召し上がりながらの対話は、少しずつこころまで緩めとかしていき、ご自身の大きなご病気のこと、最近見送ったお母様とのお別れがとても辛く、ずっとその後悔や罪悪感を抱きながら今日まで苦しい日々を生きてこられたこと、近々手術を控えていて不安でしかたがないこと、、、などを言葉にされました。
もうおひと方も、最近ご両親を見送られたらしく、傍らでうんうんと頷きながらお話を聴いておられました。
そしてお二方ともに、気持ちが軽く楽になったと優しい笑顔で帰っていかれました。

どうしても最期の場面がこころを支配してしまいがちですが、でもあんまり「可哀想、可哀想」と思ってばかりいると、その方の人生全てが可哀想色に塗りつぶされてしまいます。自分で選ぶことのできない人生の終わりではありますが、それでもそれは、その方の人生のほんの一部分でしかありません。勿論楽しいことばかりの人生ではなかったでしょうが、でも幸せなこともたくさんあったに違いないのです。だからこそ「可哀想」から少し離れて、その方の生きてきた道を尊厳を持って受け容れていくことが、遺された者の使命なのではないでしょうか。

対話を通じてしか生まれないものがあります。
「話す」ことによって、ずっと背負ってきた重たい荷物を「放す」ことができるのかもしれません。

これからも不安にかられたり、重い荷物を背負うこともあるでしょう。そのような時こそ、『ここ』にいらしてください。

ここ街かどグリーフサロンは、気持ちがざわついたり落ち着かない時の居場所として、或いは五感を整える場所として、扉を開けてお待ちしております。

 

秋の夜長の絵本ライブ📖

こんにちは!高尾です(^^♪

9月に入りましたが、まだまだしつこいくらいに暑い日が続きます^^;
先日来、鎌倉は津波警報や洪水浸水という自然災害が続いています。自然とともに生きていくということはこういうことなのだろうな、、、とつくづくと感じ入っております。
被害に遭われた方々には、こころよりお見舞い申し上げます。

さて、今年の中秋の名月🌕️は10月6日です。
その二日前となる『十三夜』の夕方から夜にかけて、Be-ing初の絵本朗読ライブを開催いたします。
初回となります今回は、「月」にまつわる絵本の朗読をお届けします。朗読は「おとなと絵本」でお世話になっている「5han10miso46」の松崎先生です📖


六本木の精神科勤務時代からずっとやりたかった「おとなの絵本朗読ライブ」。
日常を離れ、幼い頃にタイムスリップしたかのような空間で、ホッと一息つけるような温かな時間を過ごしていただければと願っています。
こころを無にして絵本の世界を味わう時間は、ご自分を労る大切なセルフケアにつながると思います。

何冊かの絵本をご用意いたしますので、朗読と朗読のあいまにテラスに出て、十三夜のぷっくりお月さまを眺めながら、とろけるジェラートとお飲み物でそれぞれのお月見をお楽しみください(*^^*)

お申し込みはインスタグラムのDMからお願いいたします。
https://www.instagram.com/alonalone_kamakura

または、こちらのHP内「イベント予約」からもお申し込みいただけます。

先着8名様までお申し込みを承ります。
(それ以降は、良席のご準備はできませんが、通りすがりの方にも立ち寄っていただけるような自由で開放的な空間を目指します!)

秋の夜長に月にまつわる絵本の朗読ライブをお楽しみください。
ご参加、お待ちしております(^^)/

久々にグリーフカフェを開催いたします

こんばんは!高尾です(^^♪

8月も終わろうとしているというのに、この猛暑は勢いが止まりません^^;
どうか熱中症を軽く見ないで、かといってあまり恐れずに、対策をしっかり取って過ぎゆく(はずの・・・)夏を楽しんでください。

さて、Be-ingとしてはコロナ前以来久しぶりとなるグリーフカフェを開催する運びとなりました。
今回は開催を望まれる声の多かった、流産・死産を経験された方々に開かれた『Tiedeurのお茶会』です。

Be-ingの中でもデリケートな領域のグリーフとして対峙してまいりました、体験したものにしか理解し得ないまだ見ぬ小さな命を巡る喪失感は、「あやふやなグリーフ」と捉えられています。この世で出会うことのできなかったそのいのちの存在は、母親であるがゆえに強く感じることのできるものだったと思います。
だからこそ、そのいのちを喪ったかなしみは周囲にはなかなか理解してもらえず、その想いを語る場所を見つけることが困難であるのかもしれません。

ずっと抱えてきたその切なさややるせなさを同じ経験をされた方々と分かち合うことにより、「自分だけではなかったんだ」「わかってもらえる人がいるんだ」という一筋の光へと繋いでいただければと思います。

私自身も2度の流産を経験し、絶望とともに生きた日々がありました。
ファシリテーターというよりもお仲間として、一緒に慰められる時間を過ごしたいと思っております。
気持ちがふわっと柔らかくなるような絵本の朗読や、優しくとろけるジェラートのおやつタイムを交え、最後には届けたい想いを手紙に綴る静かな時間をお過ごしください。
こころの拠り所になれるような、安心・安全で温かな場所となれますよう、準備してお待ちしております。

お申し込みは「イベント予約」よりお願いいたします。

♪心の瞳♪

こんにちは、高尾です。

あの御巣鷹山の惨事から、40年という長い長い年月が流れました。
あの時亡くなった同級生や後輩たち。今なにを想っていることでしょうか。

節目の年だからということで、今年は報道番組で大きく取り上げられています。我々の想像を遥かに超える現場の惨状を脳裏に刻み、決して忘れることなく生きてこられた方がたくさんいらっしゃいます。その事実を語ること、知らされることが正解かどうかはわかりませんが、2度と起きて欲しくはない出来事として胸に刻むことは大切なことなのだと受け止めています。

坂本九さんの遺されたご遺族が頻繁にメディアに登場されています。かなしみに打ちひしがれる中、亡くなる直前にラジオでたった1度だけ流れたという「♪心の瞳♪」が、結果的に彼女たちをどん底から救ったそうです。以前、ピアノの発表会で生徒たちと演奏した曲でもあります。素晴らしい詩が、こころに響くメロディーに乗って胸に押し寄せてくるような作品です。
音楽の底しれぬ力が、人のこころを慰め、勇気を与え、生きる希望へと導いてくれたのです。

『心の瞳』 作詞荒木とよひさ/作曲三木たかし 1985/5/22発売

心の瞳で 君を見つめれば
愛すること それが
どんなことだかわかりかけてきた
言葉で言えない 胸の暖かさ
遠まわりをしてた 人生だけど
君だけが いまでは
愛のすべて 時の歩み
いつも そばで わかち合える
たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても
それは 生きてきた 足あとが あるからさ
いつか 若さを 失(なく)しても 心だけは
決して 変わらない 絆で 結ばれてる

夢のまた夢を 人は見てるけど
愛すること だけは いつの時代も
永遠((とわ)のものだから
長い年月(としつき)を 歩き疲れたら
微笑みなげかけて 手をさしのべて
いたわり合えたら
愛の深さ 時の重さ 何も言わず 
わかり合える
たとえ 過去(きのう)を 懐かしみ ふり向いても
それは 歩いてた 人生が あるだけさ
いつか 若さを 失(なく)しても 心だけは 
決して 変わらない 絆で 結ばれてる

愛すること それが 
どんなことだかわかりかけてきた
愛のすべて 時の歩み
いつも そばで わかち合える
心の瞳で 君をみつめれば・・・・・

「頑張って生きてきたけど、この日だけは涙が流れてしまう」
きっと多くの方々が流された涙が、お盆で戻ってきているたくさんの魂への供物となったことでしょう。
決して事故を忘れないこと、突然奪われた数多くのいのちが確かにこの世に生きたという証を忘れないこと、私たちにできることはそのくらいだけれども、とても大切なことだと思うのです。

御冥福をお祈り申し上げます。

知らなくてもいいこと

こんにちは!高尾です(^^♪

またもや随分と間があいてしまいました。
ゴールデンウイークから紫陽花の季節にかけての鎌倉の人の多さには、驚きを通り越して恐怖さえ感じました。
今年の紫陽花は、梅雨だというのに雨も降らず、真夏のような日差しにさらされて色褪せてしまい可哀想でした。
やっぱり紫陽花には雨がよく似合う、、、と思ってしまった、今年の紫陽花シーズンでした。

昨夜の大雨で少し元気を取り戻したテラスの草花たち。


ほんのひと昔前は、どんなに日中暑くとも夕方になるとサーっと夕立がきて、その後は空気がひんやりと涼しくなり、ホッと一息つく時間がありました。

それが今は、朝も夜もムッとした空気が立ち込めるだけになってしまい、心身が休まる暇がありません。
どうぞ、ご自身の体力気力を過信せず、時にはゆっくりと休む時間を作って差し上げてください(*^^*)

さて、ゴールデンウイークの異常な人出に疲れてしまったのか、息苦しさと動悸、めまいを感じながら過ごしていました。が、どうにもこうにも辛くて5月の中頃循環器内科のある病院を受診してみました。
息苦しさの原因は不整脈で、念の為と検査を進めていった結果、先天性の心疾患があることを告げられました。なんと私は60年以上もの間、自分の心臓に穴が空いていることを知らずに生きてきたようです💦今回CT検査をして初めて、右心房と左心房の間に穴が空いていることがわかり、なにかがヒョロヒョロと流れている画像を見せられました。今更穴が空いてるって言われてもな・・・と思うとともに、なにも知らずに心臓にかなりの負担がかかるであろうあんなことやこんなことをやってきてしまって、よく頑張ったよね私の心臓、、、と褒めてやりたい気持ちでいっぱいです。

ここまで知らずに生きてきたわけなので、そして何事も起きなかったわけなので、知らぬまま生きていくことはできたかもしれません。知らなくてもいいことってあるのかもしれません。ただ知ってしまった以上、知らん顔はできないわけで、できる限りのことは、、、と思っています。心臓が止まることは、即ち死を意味します。ドクターの話によると、知らぬまま生活を続けている人が突然死を迎えるケースが多いそうです。だからこそ、知るということが自分のいのちを護ることにつながるのです。今回は不整脈が教えてくれたんだと、有り難く受け止めています。

今までも「死んでしまうかもしれないほどのストレス」を抱えながら仕事をやっていたこともありました。が、それどころではない、本当に心臓が止まってしまうかもしれないという死の恐怖と向き合わねばならなくなりました。
何事もなく平穏無事に過ごせることが、実は驚くべきことだということ、そして自分のいのちの限りが本当にあるんだということを実感させられています。

6月を鎌倉のサロンで迎えるのは初めてでしたが、真夏を思わせるような暑さの中たくさんのお客さまをお迎えいたしました。21日に開催された「絵本と対話のワークショップ」では、一冊の絵本の朗読から、哲学のプロの導きにより、こんなにも様々な方向への対話が生まれ、広がることの面白みを体験しました。そして、プロの方の朗読の凄みのようなものに引き込まれ、絵本の奥深さをこんなにも間近で感じることができた幸せな時間でした(*˘︶˘*).。.:*♡

少し早い夏休み。箱根の山ではなぜか「カナカナカナ」とひぐらしが鳴いていました^^;
下界よりは少し涼しいせいか、色とりどりの紫陽花がアチラコチラに伸び伸びと咲いていました。

「いのちの洗濯」無事終了です!
暑い中、先週も街かどグリーフサロンに連日何人もの方が来室してくださいました。
これからどう生きていきたいのか、生きていくために自分の物語をどのように書き換えていけばよいのか、亡くなった方の存在を自分の人生のどこに置き直せばよいのか、遺された者同士、お互いのグリーフとどう向き合っていけばよいのか、などなど、時に涙ぐみながら、時に遠くを見つめながら、そしてうんうんと自分に言い聞かせるように頷きながら・・・
答えはご自分の中にしかありません。答えを出すのもご自身です。ここは、かなしみで頑なになってしまっているこころを緩める場所です。答えを見つけるために、泣いても怒ってもそして笑ってもいい、安全・安心な場所でもあります。もしも、重たい荷物を少しでもおろしていただけたとしたら、サロンがここにある意味が深まります。
私にとっても、1周年をこえた先もグリーフサロン本来の活動を続けていくことの大切さを胸に刻むことのできた、場所でありいい時間でした。

『絵本と対話』わくわくの第二弾です!!

こんばんは!高尾です(^^♪

まるで入梅したかのようなスッキリとしないお天気が続いています。
こういう時は自律神経がやられてしまい、不定愁訴のような体調不良が続いている方もおられると思います。

私も先日、息苦しさとそこからの気が遠くなるようなめまいに見舞われ、少々パニックに陥ってしまいました😥
様々な検査の結果、不整脈が出ていて脈が飛ぶ度に息苦しさに襲われていたことがわかりました。久しぶりに血液検査やレントゲン検査、装置を身体につけて24時間心電図を取るホルター検査、そして来月には心臓のエコー検査。
ここ何年も忙しさにかまけて、健康診断やがん検診をサボっていたツケが回ってきたのだと思います。
今のところ、幸い大きな病気は見つかっていないので、しばらくは様子見です。ドキドキしながら、ですけど・・・

さて、「絵本と対話のワークショップ」の第二弾の開催日が来月に決まりました!
前回開催した際に、ぜひ続けていって欲しいとの嬉しいご要望が多かったので、定期的に開催することになりました\(^o^)/

場所は、街かどグリーフサロンの『絵本deカフェ&綴処』となります。

 

 

今回は、鎌倉の夕暮れどき ”宵の口” の静かな時間の流れを、絵本の朗読を通じて体感していただければと思います。

朗読を聴いて絵本をじっくり味わう時間として…
感じたことをぽつぽつと話しながら、自分自身と向き合ったり考えを深めたりする時間として…
絵本と対話そして1杯のジェラートが、あなたの心をほぐすきっかけになりますように。

■日時
 2025年6月21日(土)17:00~19:00
■場所
 街かどグリーフサロン Teahouse AlonAlone
 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-2-5テラス雪ノ下101
■定員
 5名(予約制・先着順)
■参加費
 1,500円/人(1ドリンク+おいしいジェラート付き)
■申込方法
 本投稿のリプライまたはメッセージ(DM)でご連絡ください。

https://www.instagram.com/p/DJ-5A5XyEFV/?img_index=1

instagram(@alonalone_kamakura)の⬆️からDMにてお申し込みください。

この季節、古都鎌倉はきっと街中が紫陽花の花々に彩られていると思います。
15時頃に鎌倉駅に降り立ち、非日常の入口として、駅近くの妙本寺さんの山紫陽花を堪能されてからお越しになるのもよいかと思います。

お申し込み、お待ちしております(^^)/

最後の生徒を見送りました🎹

こんばんは!高尾です(^^♪

前回書いたブログが3月12日なので、ずいぶんとご無沙汰してしまいました😅
2017年の10月からこのブログを書き始めましたが、初めてひと月に1度も投稿できない💦という事態となってしまいました(T_T)
慣れないカフェ事業をこなしながらのグリーフサロン運営。
完全にキャパオーバーの日々を過ごしております(~_~;)

そんな中ではありましたが、先日最後のピアノの生徒を社会に送り出しました。

最後の演奏会の演目は、ドビュッシー作曲の連弾2曲とソロ「月の光」。

彼女はピアノを始めたのが比較的遅くて、小学校の3年生くらいだったでしょうか・・・
1998年からピアノを教え始めて28年ほどになりますが、幼稚園から大学卒業までの18年もの長い間を通い続けてくれた生徒が何人もいました。
芸事は今の世の中ではとても厳しく感じられるけれども、それでも毎週毎週通ってきてくれる子どもたち、その中でも辞めずに最後まで通い切った子どもたちには、ある共通する要素があると感じています。
それは『素直であること』に尽きるのではないかと・・・
「あっ、そうか」「そうなんだ」「じゃあ、やってみようかな」みたいな。
「でも」「だって」のない子どもたちでした。
何かを学ぶ時、誰かから教えてもらう時、言われたことを素直に信じて吸収していける子どもと、先程の「でも」「だって」が立ちはだかる子どもとでは、明らかにピアノとの向き合い方に違いがありました。真摯に向き合う生徒を前にすると、教える側の私も背筋が伸びる思いでした。

最後の演奏会に両親を招待したいとの彼女の深い思いを叶えるが如く、我が家のレッスンルームにお招きしてのラスト・コンサートとなりました。
理系の大学に通いながら、そして就活の合間を縫いながらのレッスン♫
私もレッスンのために毎週自宅に戻って、連弾を一緒に頑張りました!

そういえば、初めての演奏会も自宅のリビングでした。
そして最後の生徒を見送る演奏会も自宅のレッスンルームに戻ってきました。

一生懸命演奏する我が子を見つめるご両親。
ここまで大好きなピアノを、何があっても諦めずに続けてきた我が子への愛情で満ち満ちていました..:*♡

音楽には、こころが折れそうになった時、希望や夢や勇気をもたらしてくれるパワーが溢れています。歌や演奏に何度も救われたという経験、きっとあると思います。鳥肌が立つほどの不思議な感覚を覚え、なぜか涙が溢れたという経験もあると思います。そこには、言葉足りえない、言葉にすることのできないほどのなにかがあるのだと思います。

その音楽の魅力・魔力を30年近くも地域の子どもたちと分かち合えてこられたことをこころの糧として、ここで一旦ピアノ講師の職を辞そうと思います。

コロナで集うことが叶わなかった年を除いて、毎年毎年行ってきた演奏会♪
あの情熱とパワーはいったいどこから?というほど毎回持てる力を振り絞って、記憶に残るたくさんの場面を生み出すことができました。

私にとってもかけがえのない日々だったと、今更ながら感慨に浸っております。
不器用ゆえに、ふたつのことをふたつとも大切にしながら取り組むことが難しくなってきたこともあり、少しずつ生徒を減らして今回最後の生徒を見送ることとなりました。
子供の頃から、ずっと憧れだった「ピアノの先生」にしてくれてありがとう(*˘︶˘*).。.:*♡
これからは弾きたい時に弾きたい曲を楽しみながら演奏できればと思っています♬

『音楽とスピリチュアリティ』
こころ震わせるようなこの素敵な音楽というものが、辛くかなしく苦しい日々を送っておられる方々の力となれるような、そんな場所にAlonAloneがなれることを願っております。

絵本と対話のワークショップ

こんばんは!高尾です(^^♪

三寒四温とは言いますが、明日は20℃近くまで上がって、日曜日には2月ごろの気候に戻るそうです😅
冬服を仕舞わないでください!と天気予報で言っていましたが、そういえば、昨年の秋には夏服がなかなか片付けられませんでした。
そのうち、夏と冬の二季になってしまいそうな勢いですが、それでも春の匂いがしてくるのは嬉しいものです🌸

さて、今月29日(土)の午後のひととき、「絵本と対話のワークショップ」にいらっしゃいませんか?

どんな絵本か?は当日のお楽しみとさせていただきますが、以前「絵本の花束」でもご紹介したことのある、う〜〜んと唸ってしまう逸品です。
『対話集団ごはんとみそ汁』の、朗読のプロでもある松崎先生と対話を引き出すマジシャンのような浅野さんによる「おとなと本、わたしと対話」をテーマとするワークショップです。

おとなになってから、誰かに絵本を読み聞かせてもらう機会はあまりなかったのではないでしょうか。文字を目で追わなくていい分、ゆったりと絵を眺めたり、耳から入ってくるここちよい言葉の響きやリズムに感じ入ったり、おとなの読み聞かせにはおとなの楽しみ方があると思います。
そこに、とろけるジェラートとキャンドルがいい脇役として登場するわけです。ジェラートでこころのわだかまりをとかし、キャンドルの炎に薪をくべるように言葉を置いていく。

絵本と対話とジェラートとキャンドル

気忙しい日常から少し離れ、気持ちがとろけてほどけていくここちよさを感じていただけますように・・・
そのきっかけ作りとなれたら嬉しいです(^^)/

三月十一日を語る会

こんばんは。高尾です。

本日、予想を遥かに超える方々に集まっていただき、予定よりも狭くなってしまった「絵本deカフェ&綴り処」のお部屋で、『三月十一日を語る会』が開催されました。通りすがりの方にもご参加いただき、大変嬉しく思っております。

「今、話したいこと」を言葉にする側、そしてその言葉にじっと耳を傾ける側の思いが優しく溶け合い響き合って、とてもあたたかな空間となりました。
大きなテーブルの真中にキャンドルを灯し、ドリンクやジェラートを手に取りながら、思い思いのものがたりが語られました。
チェックインとチェックアウトは、民族楽器の生演奏を聴きながら・・・というとても贅沢なもので、その演奏は鳥が飛び立つような力強さだったり、皆で手を取り合って踊るような軽快さであったりと、こころに深く残るものとなりました。

地震が発生した14時46分には、ものがたりを一旦中断して静かに黙祷の時間を持ちました。なにも考えず、あの日星になって空にのぼっていったたくさんの魂と、それを見上げる遺された方々の14年間を思い、ただただ手を合わせることしかできませんでした。

この日を忘れないこと。この日に起こったことを忘れないこと。この日を境に、当たり前のように続くと信じていた日常が突然奪われてしまった人々が、今も懸命に生きておられることを忘れないこと。そして、それがいつ自分に降り掛かってきてもおかしくはないという緊張感を忘れないこと。

大自然の前では、我々人間には手の施しようもないことが起きてしまいます。ならば、このちっぽけな自分は、どんな「今」と「これから」と向き合っていけばよいのか。こたえはそれぞれ違って当たり前だし、すぐには出ないかもしれないし、ひょっとしたら出ないのかもしれません。
出ないかもしれない問いと向き合うことはとてもエネルギーが必要だけれども、こたえが出る出ないではなく、そのことと向き合う時間や過程が大切なんだなー、、、ということを考えさせられた午後のひとときでした。

松崎先生は、「自分が死ぬまでこの会は続ける」と断言されました。
来年は是非、このあたたかな場所にお越しいただけましたら・・・と既に思いは来年へと向かっております。