こんにちは!高尾です(^^♪
またもや随分と間があいてしまいました。
ゴールデンウイークから紫陽花の季節にかけての鎌倉の人の多さには、驚きを通り越して恐怖さえ感じました。
今年の紫陽花は、梅雨だというのに雨も降らず、真夏のような日差しにさらされて色褪せてしまい可哀想でした。
やっぱり紫陽花には雨がよく似合う、、、と思ってしまった、今年の紫陽花シーズンでした。
昨夜の大雨で少し元気を取り戻したテラスの草花たち。
ほんのひと昔前は、どんなに日中暑くとも夕方になるとサーっと夕立がきて、その後は空気がひんやりと涼しくなり、ホッと一息つく時間がありました。
それが今は、朝も夜もムッとした空気が立ち込めるだけになってしまい、心身が休まる暇がありません。
どうぞ、ご自身の体力気力を過信せず、時にはゆっくりと休む時間を作って差し上げてください(*^^*)
さて、ゴールデンウイークの異常な人出に疲れてしまったのか、息苦しさと動悸、めまいを感じながら過ごしていました。が、どうにもこうにも辛くて5月の中頃循環器内科のある病院を受診してみました。
息苦しさの原因は不整脈で、念の為と検査を進めていった結果、先天性の心疾患があることを告げられました。なんと私は60年以上もの間、自分の心臓に穴が空いていることを知らずに生きてきたようです💦今回CT検査をして初めて、右心房と左心房の間に穴が空いていることがわかり、なにかがヒョロヒョロと流れている画像を見せられました。今更穴が空いてるって言われてもな・・・と思うとともに、なにも知らずに心臓にかなりの負担がかかるであろうあんなことやこんなことをやってきてしまって、よく頑張ったよね私の心臓、、、と褒めてやりたい気持ちでいっぱいです。
ここまで知らずに生きてきたわけなので、そして何事も起きなかったわけなので、知らぬまま生きていくことはできたかもしれません。知らなくてもいいことってあるのかもしれません。ただ知ってしまった以上、知らん顔はできないわけで、できる限りのことは、、、と思っています。心臓が止まることは、即ち死を意味します。ドクターの話によると、知らぬまま生活を続けている人が突然死を迎えるケースが多いそうです。だからこそ、知るということが自分のいのちを護ることにつながるのです。今回は不整脈が教えてくれたんだと、有り難く受け止めています。
今までも「死んでしまうかもしれないほどのストレス」を抱えながら仕事をやっていたこともありました。が、それどころではない、本当に心臓が止まってしまうかもしれないという死の恐怖と向き合わねばならなくなりました。
何事もなく平穏無事に過ごせることが、実は驚くべきことだということ、そして自分のいのちの限りが本当にあるんだということを実感させられています。
6月を鎌倉のサロンで迎えるのは初めてでしたが、真夏を思わせるような暑さの中たくさんのお客さまをお迎えいたしました。21日に開催された「絵本と対話のワークショップ」では、一冊の絵本の朗読から、哲学のプロの導きにより、こんなにも様々な方向への対話が生まれ、広がることの面白みを体験しました。そして、プロの方の朗読の凄みのようなものに引き込まれ、絵本の奥深さをこんなにも間近で感じることができた幸せな時間でした(*˘︶˘*).。.:*♡
少し早い夏休み。箱根の山ではなぜか「カナカナカナ」とひぐらしが鳴いていました^^;
下界よりは少し涼しいせいか、色とりどりの紫陽花がアチラコチラに伸び伸びと咲いていました。
「いのちの洗濯」無事終了です!
暑い中、先週も街かどグリーフサロンに連日何人もの方が来室してくださいました。
これからどう生きていきたいのか、生きていくために自分の物語をどのように書き換えていけばよいのか、亡くなった方の存在を自分の人生のどこに置き直せばよいのか、遺された者同士、お互いのグリーフとどう向き合っていけばよいのか、などなど、時に涙ぐみながら、時に遠くを見つめながら、そしてうんうんと自分に言い聞かせるように頷きながら・・・
答えはご自分の中にしかありません。答えを出すのもご自身です。ここは、かなしみで頑なになってしまっているこころを緩める場所です。答えを見つけるために、泣いても怒ってもそして笑ってもいい、安全・安心な場所でもあります。もしも、重たい荷物を少しでもおろしていただけたとしたら、サロンがここにある意味が深まります。
私にとっても、1周年をこえた先もグリーフサロン本来の活動を続けていくことの大切さを胸に刻むことのできた、場所でありいい時間でした。