セレニテを味わう🎄

こんばんは!高尾です(^^♪

2本目のキャンドルに火が灯りました。

クリスマスイブまで、あとちょうど10日となりました🎄
クリスマス寒波などとても来そうにないほど、日中はポカポカ陽気が続きます。

そのせいか、あまり実感がわきませんが、今年もあと残すところ2週間あまりとなっています。
暖かいせいもあって、あまり気忙しくもなく、日々淡々と過ぎていくような気がしております。

 

さて、そんな年の瀬のある日の午後を『セレニテ』で満ち満ちた場所で過ごしてまいりました。
『セレニテ』とは、フランス語で「癒やし」を意味するそうです。

キャンドルの小径の向こうに見えてくるのは・・・

 

 

「葉祥明美術館」です!

 


こちらのホールで、50年来のご友人だという、ピアニストのウォン・ウィンツァンさんをゲストにお迎えし、楽しいトークと演奏が繰り広げられました。

 

クラシック曲とはまた趣の違った、魂に響く名曲の数々。私も彼の作品が大好きで、ピアノ教室のコンサートでは、私自身も、また生徒たちもその素敵な曲を演奏いたしました♪♡♪

実は今年の講演会、葉祥明先生に講師を依頼しておりました。
館長さんにご賛同いただき、先生にお話を通していただきましたが、今年の長く暑かった夏場に体調を崩され、そのような状況下でも創作活動に専念したいからと、丁寧にお断りのメッセージをいただいておりました。
とても殘念ではありましたが、学生の頃から大好きだった先生の優しい絵が、これからもたくさんの方々に届くことを願って、潔く諦めた次第です。
この日も最初のうちはあまりお元気なく、でも会場の雰囲気に元気づけられたのか、少しずついつもの快活さを取り戻されていきました。

ウォンさんと葉先生の愉快で楽しい対談を伺っていると、ウォンさんの魂に響くスピリチュアルな旋律と葉先生の描かれる絵とものがたりは、何十年という年月を経て見事にシンクロしているということに気づかされます。
そこに葉先生の弟さんも加わって、芸術の醍醐味を突きつけられた思いがいたしました。

とことんかなしんだ先には、かなしみを味わい尽くしたからこそ見えてくるものがある。しかし、そこに行き着くためには「なにかのちから」が必要で、その「なにか」として、芸術・・・絵画や音楽やものがたり・・・の存在がとても大切であるということを、葉先生が熱く語られました。「セレニテですよ、セレニテとしての芸術ですよ。」と何度も何度も。。。

最後にウォンさんの演奏と葉先生の朗読のコラボ。私には、葉先生の朗読がとてもここちよく響くのです。ちょっと熊本訛?が混ざるところが、なんともいえずほっこりほわほわとあったかいのです。おまけに大好きなウォンさんのスピリチュアルな旋律が加わり、最高のクリスマスプレゼントをいただきました🎁

私も、この目には見えない、形も色も匂いもなにもない、でも気持ちがふわ〜っと温かくなる贈り物を、カウンセリングサロンで、ここのブログで、そしていつかは街行く方がふらっと立ち寄ることのできる場所で、ずっとお届けしていきたいんだという思いを、再確認させてもらいました(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

 

毎日少しずつ、クリスマスを待ちわびながら😋

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