思い出し、向き合う時間

こんにちは!高尾です(^^♪

逗子の山の上におりますが、外を見てみても人っ子ひとり歩いていません。ここは年中風が強く、そのおかげで朝晩は少ししのぎやすいです。でも、そのいい風が突然熱風となり容赦なく吹き荒れています。これは外出してはならないレベルだと思い、エアコンの効いた涼しいお部屋で黙々と仕事をしております。この暑さのせいでしょうか?ご予約も入っていないので、今日は逗子の方で過ごすことにいたします。

こんな夏は、本を読むのにちょうどいいですね(^^)
つい、大好きな鎌倉を散策したくなってしまうのですが、こう暑くては出歩くのも危険ですので、ゆっくりゆったりと昨日から手元にある絵本を一冊ずつ丁寧に声に出して読んでいます。4冊ほど「絵本の花束」にアップしましたので、ご興味のある方は覗いてみてください👀

少し前ちょっとした出来事があり、この暑い最中に亡くなった母のことや、異国の地に渡っている姉妹のことを思い出す機会をいただきました。ひょっとしたら、父の命日にお墓に出向いたことも関係しているかもしれません。
長く生きていると本当にいろいろなことがあり、ケア師としてクライアントさんのお話を伺いながら、自分の人生を重ねてしまうことがあります。
お話を伺っていると、ご両親や兄弟姉妹との確執に悩まれる方がとても多いです。私もその中のひとりとして、自分の生育を思い起こすことがしばしばありますが、今回はかなり強烈に、思い出すこと向き合うことを強いられました。自分のいのちをまもるため・・・とでもいうのでしょうか。。。
それは、先日の臨床死生学会での学びがあったからかもしれません。死後の世界の存在や、魂の行方など、科学では解明できない様々な出来事がこの世には溢れており、信じる信じないに関わらず、こちら側の人間に影響をもたらしているのかもしれないということです。

特に「許す」ことは、本当に難しい。「許す、いや許せない」のこころのせめぎ合いは、とても苦しくて辛い。。。人間亡くなって終わりではないのだとしたら、そのせめぎ合いは永遠に続くのかもしれず、生きている許せない相手に会って向き合うということは、人生最大の苦痛となるでしょう。
でも、同じ思いをしている人が他にもいるとしたら・・・
本当に救われます。自分だけではないということに、こんなにも救いの手を差し伸べてもらえるとは、経験してみて初めてわかることなのかもしれません。
残された人生において、亡き母や遠く離れた姉妹とどのように関わっていくかを、自分の気持ちに正直に、無理をせず「いい人生だったね」と思えるように、改めて舵を取り直す夏になりそうです。簡単に答えが出るとは思いませんが、向き合うこと自体に意味があるのだと思いたいです。

昨日、鎌倉小町のお部屋で作業をしながら、この場所がひとりでも多くの方の救いの場となってくれるであろうことを願い、あり続けることの大切さを感じてまいりました。

 

 

とはいえ、あまりの暑さに途中で寄り道(^_^;)

有名な甘味処のお店。
周りを見回すと、皆さんお店に飛び込んできてはかき氷を注文していました(*^^*)

 


材木座の夏の海。4年ぶりの海の家。多くの方がパラソルの下、キラッキラ✨の海時間を楽しまれていました。

 

 

海の家なんて何十年ぶりでしょう!!

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