神の国 そして変わらぬ笑顔🌴

こんにちは!高尾です(^^♪

このまま季節が移ろうことはないかもしれない、、、と思ってしまうほどの特別に暑い夏がようやく終わろうとしています。
朝晩にはここちよい風が吹き、日中もまだ暑いとはいえ湿度の変化が感じられます。
秋が確かに、もうすぐそこまでやってきているようです🍁

 

さて、先日遅い夏休みを取り、4年ぶりに神の国バリ島に行ってまいりました。

バリの人々の9割が信仰するバリ・ヒンドゥー。
その特徴は「教義ではなく慣習を重んじる」ことだと言われています。参拝の際には沐浴をすませてから正装し、神に祈る際には必ずお供え物を用意します。
また、バリ・ヒンドゥーには沢山の神が存在するため、信仰の対象は神像だったり店先の道路だったりと数多く存在し、毎日欠かさず店先や家の前にはお供えものが捧げられます。あちらこちらで、お香の匂いが立ち込めます。

(参照:芸術教養学科WEB卒業研究展 谷口 篤士氏『世界最大のイスラム教徒数を有するインドネシアで今も息づくバリ・ヒンドゥー』http://g.kyoto-art.ac.jp/reports/1053/

私の今年の1番の目標は、バリ島に元気に旅立ち、心ゆくまで楽しみ、そして無事に帰国することでした。
健康な時にはなんてこともないことが、あちこち不調をきたし、常に痛みや不安とともに過ごしている身にとっては切実な課題でした。いつもなら後回しにしがちな面倒な通院にも時間を費やし、痛みは消えなくとも、ひとつずつ不安を消していくことを目指しました。
出国日が近づくにつれ胃がキリキリするほどの緊張感でしたが、「〇〇が起きた時のために」と、処方されているお薬を御守りのように大量に詰め込み、無事に帰国することができました(*^^*)

コロナ禍で行くことができない間に、「チャングー」という新しい観光スポットができたらしく、まだ観光地として完備されていない道をひたすら歩いてみました。
ガイドブックに「歩くのはとても危険」と書かれていただけあって、ほんの20cmほどしかない歩道を、ものすごいスピードで追い越していく車やバイクを避けながら、命がけで歩きました。これほどいのちの危険に怯えながら田舎道を歩いたことは未だかつてないくらい、怖い思いを味わいました(・・;)

命からがら2万歩近く歩いた後に辿り着いた郊外のカフェ。

そこからの眺めはのどかで、通り過ぎる風は涼やかで、あまり開発されないといいのに・・・とも感じてしまいました。

 

バリ島には鉄道やバスが走っていないため、ここチャングーに限らずどこもかしこも車とバイクで大渋滞です。しかも、恐ろしいことにほとんど信号がありません。でもなぜか大きな事故も起こらず、謎のクラクションを鳴り響かせながら、とりあえず流れているのです。
どうやら、バリの人々は「苛つく」ということがないようです。「どうぞお先に」が当たり前で、お互いに譲り合いながら信号のない交差点を直進したり曲がったりしていることに気付かされます。日本では考えられない光景を目の当たりにしながら、日本の都会人はどうしていつもいつも我先にと先を急ぎ、周りの人への心遣いができないのだろうか・・・と。。。(今朝もお客様同士のトラブルがあり、、、と電車が遅れました。)

だからでしょうか。
バリの人々の笑顔は本当に素敵です✨✨こころからもてなしてくれていることが伝わってきて、こちらまで思わず最上級の笑顔になってしまいます(*˘︶˘*).。.:*♡

あちこちに神々が宿り、信仰深い人々の優しい気持ちや笑顔に触れ、気がつくとこっちまでニッコニコ🤗で。。。

自然と心身にパワーが蘇ってきて、行く度に生きる力をいただけているのは、きっとそのせいなのでしょう!

 

 

夕陽が海面に映り込み、海岸の人々を唸らせます。見渡す限りの海・海・海。飽きもせず打ち寄せる波・波・波。自然の神秘です。

今月は、多くの新規の方との出会いがありました。
おひとりおひとりの、かなしくも温かいものがたりに触れさせていただき、それぞれの人生の重さ尊さをあらためて噛みしめる日々です。
バリでいただいた優しくも力強いパワーを分かち合いながら、大切な方のいない世界での、再出発への道を探るお手伝いをさせていただきたいと願っています。

 

 

日常から少し離れて、ご自分を手当てするように、優しく優しくこねてみませんか(^_^)/

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