「病跡学会」に行ってみました👀

こんばんは、高尾です。

西日本豪雨の被害に遭われ、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。そして、今なお猛暑の中、不自由な避難生活を余儀なくされている方々、黙々と救助活動を続けておられる方々の思いを心に留め、ご無事で日々過ごされますよう、祈り続けたいと思います。

さて、先週末の2日間、慶應大学で開催された「日本病跡学会」に参加してまいりました。

ところで、「病跡学」ってなんだろう???と思われる方も多いと思います。
実は、私も耳にはすれども、いったいなんの研究をしているのか、よくは知りませんでした。

芸術家〜音楽家や画家、或いはまた小説家〜など、偉業をなした芸術家たちの中には、精神疾患を患った痕跡があるということです。

三島由紀夫、太宰治、夏目漱石、草間彌生、空海。モーツアルトにベートーベン。そして、雅子さまにプリンセス ダイアナ。。。
興味深かったのは空海。
偶然なのか、たまたまNHKの「偉人たちの健康診断」で空海を取り上げていました。その時に解説されていた保坂 隆先生の講演でした。「3時間の取材で、放映されたのはたったの10秒!」とお嘆きでしたけれど・・・でも、伏線をあちこちに散りばめながら、とても面白い内容でした。
空海が、過重労働の為にうつを患い、やがて皮膚疾患への過剰な反応を示すようになったなど、全く知りませんでした。

『「皮膚疾患への過剰な反応」という「謎」を切り口にして、精神医学的に解析していくとある仮説にたどり着くのである。そして、この仮説があればこそ、実際には何事もなかったかのように歴史が流れていったのである。
空海のこれらの「謎」は、従来、宗教学者らによって明らかにされることはなかった。その意味で、この特別講演は本邦では最初で、そして、最後になるかもしれない、大胆な歴史ミステリーになるだろう。』(保坂 隆氏 特別講演「空海の精神医学的考察」より)

NHKでは「なぜ、空海は船酔いをしなかったのか?」という切り口でしたが、保坂先生は「なぜ、空海は自分はもうすぐ死ぬ、と常に周りの者に言っていたのか?」というところを丁寧にお話しくださいました。
自分では全く興味がないと思っていたテーマでも、こんなふうに引き込まれることがあるのだな、、、と久しぶりに新鮮な気持ちになりました。

次は「日本スピリチュアルケア学会」で、札幌に飛びます✈

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