『日々の営みを味わう』ということ

こんばんは!高尾です(^^♪

カレンダーの最後のページをめくりました。
いよいよ今年も師走に突入です💨
なんだかついこの間まで「暑い💦暑い」と言っていたような気もするのですが・・・^^;

でも、先週末は逗子のお宅でガンガン薪ストーブを焚きました🔥とはいえ、まだまだ本格的な寒さではないらしく、あっという間にお部屋がポカポカほかほかになりました

先週末はお天気もよかったので、「意識して」行きたい場所、行ってみたかったお店にチャレンジしてみました。


葉山のとある隠れ家カフェ。
グーグル先生に聞きながら、、、にもかかわらず、1度通り過ぎてしまうほどの隠れた場所(^_^;)

テラスに眩いほどの光が差し込む中いただいたのが、「パンプディング」
子どもの頃、食の細い私に母が作ってくれた懐かしいお味。
当時よりもっとお洒落ですけど😅

 


こちらは、あまり訪ねたことのない由比ヶ浜。
逗子から歩くにはちょっと遠くて^^;

人気のカレーのお店。
お天気がいいので、テラス席(歩道?)で!


こちらは、2022年に熊澤酒造によって旧神奈川県鎌倉加圧ポンプ所(1936年建造)が、建物の外観を維持したまま素敵に変身したイタリアンのお店!

 

長谷の大仏さまからほど近く、大勢の人で賑わっています。

 

 


そしてこちらは極楽寺駅からすぐの「アナン邸」の別宅離れ。
昭和(もっと古い??)レトロな建物には、スパイスのいい香りが立ち込めています。

お玄関では、差し込む光に神々しく輝くこんなものがお出迎え。

 

 

トゲトゲしてるけど、なんだか可愛らしい♡

 

チャイ教室最終日は、オリジナルチャイのお披露目です。たくさんのスパイスの中から、今日の自分の気分にピッタリのものを選びます。
私はこれ!
ラベンダーのやさしい香りとカルダモン、クローブ、アップル、スターアニス、オールスパイス等など。

 


今まで教えてもらった淹れ方で、オリジナルのチャイを作ります。
部屋中に、スパイスやらミルクやらほうじ茶やらの香りが満ちてきました。

 

一杯一杯、こころのこもったチャイができあがります。香りも色もそしてお味も、それぞれが全く異なり、目指すものが感じられます。

 

それは、「和菓子に合うチャイ」だったり、「お庭で摘んだホーリーバジルのチャイ」だったり、「冬に飲みたいシナモンチャイ」だったり。。。
いろいろ悩むよりも、いろんなスパイスを組み合わせてお鍋でグツグツ煮立てているうちに、目指すものを遥かに超えてきたりもするのです☕
家で考えてきたものも大事だけど、今この場所で欲している何かを作ることも大切。「今ここ」の気持ちを表現することは、なによりも自分を豊かにしてくれるのですから✨

最後に、先生がひよこ豆とギーで作るインドのおやつ「ラドゥー」を、たっぷりの時間をかけて作ってくださいました。
きなこっぽい味のあま〜〜いおやつとレモングラスやホーリーバジル、ジンジャー、カルダモン、ブラックペッパーとちょっとパンチのきいたチャイがピッタリでした(๑´ڡ`๑)

 

3回連続のお教室もこれで終了。1回目はまだまだ暑さが続いていて、終わる時間もまだ明るかったのに、3回目はダウンを着こむほどの寒さで、始まってすぐに陽が翳り始め、終わる頃にはすでに真っ暗でした。

先生は、様々な仕事や場所、関わりなどを一旦全て終わらせ、年明けからは期限なしのお休みに入られるそうです。そういうこともきっと人生には必要なのだろうな、、、とその英断に拍手を送り、しばしのお別れといたしました。

 

精神科医の星野先生は、「自分のために料理を作るというのは、自分をいたわる視点を持つこと」と説明されています。とはいえ「意識的に自分のために何かをするのは結構難しい。」とも。なぜなら、世のため人のために何かをする方が「格好がつく」し、もうちょっと頑張れるはずだと自分にむち打つ方が「美学として受け入れやすい」からだそうです。
だからこそ慌ただしい毎日で、流してしまいがちな日々の営みを、たまには意識することが大切だということです。
星野先生はそれを「味わう」と表現され、「味わうっていうのは、結果よりプロセスを大事にすること。現代社会で生活していたら、すべてを味わうのは無理だと思いますが、空虚な気持ちになったり焦りが出たりした時は、今にとどまって、その時々に思いをはせることが大事だと思うんです。」と話されます。
(11/26 毎日新聞)

それぞれの人には、それぞれの「ものがたり」があるから、「こうでなくてはならない」ということはありません。
何人かで料理を作ったり、チャイを淹れたり、キャンドルを作ったり、絵本の朗読を聞いたりする中で、「今ここ」の時間の流れを感じられたり、今の気持ちとゆっくり向き合ったり・・・そういうプロセスを楽しむことができれば、自然と自分を労る時間へと変容していくのではないかと私も考えます。

「山歩きしない?」と誘われても、私はきっと行かないでしょう(ごめんなさい🙏)。ひとそれぞれ、「今ここ」の時間を楽しむ場所は違っていいのです。

素敵な景色
美味しいごはんやおやつ
いい香りのお茶
耳にここちよい音楽
素晴らしい絵画
山歩きに海のスポーツ
時間を忘れ無我夢中になれる創作活動
静かに読書の世界に没頭
そして、友人たちとのおしゃべり

なんでもいいのです。
でも、人それぞれ違うし、日によっても異なるから、いろんな「楽しい」が詰まった場所があるのも、またいいですよね。
そんな場所をどこかの街角に作りたくて、10年ほど前に研究所の門をくぐったことを思い出しています。1番に叶えたい私の夢でもあります(*˘︶˘*).。.:*♡
叶う叶わないにかかわらず、夢を持つことも又、今を「なんとなくではなく」生きることにつながるのかもしれません。

さて、お待ちかねの待降節に入りました✞
ということで、シュトレンを焼きました!
クリスマスを待ちながら、少しずつ少しずつ切り分けながらいただくことにします😋

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