祈り✞

こんばんは、高尾です。

今日は3月11日。
7年前のこの日、東日本大震災が起きました。
前日の10日は、長男の高校の卒業式&大学の合格発表。
やれやれ・・・と思い、当日のこの時間は自宅でピアノのレッスン中でした。
300キロもあるピアノが、滑り止めのお皿ごと4〜50cmズルズルと横滑りしました。
泣き叫ぶ生徒とワンコたち…
しばらくして観たテレビの画面には、ミニチュア?なに??これ???という、信じ難い光景が映っていました。

受洗を翌月に控えたカトリック講座は中止となり、それでも志願式は余震の続く中、文字通り命がけで修道院まで辿り着き、執り行われました。
そして、それから1ヶ月後のイースターに、無事洗礼式を終えることができました。
私の中では、震災と受洗が、恐らく一生繋がり続けることになると思います。
   
「信じる」とこころに決めた神様が、なぜこのようなことをなさったのか・・・
「君の名は」でも述べたように、自然の中で命の恵みをいただき、生かされている私たちは、その猛威の前ではなにもできないのかもしれないということ、生と死はいつも背中合わせだという覚悟を持ちながら、日々生かされていることに感謝しながら生きなければならないということなのでしょうか。
忘れないこと、そして、祈り続けること、それが私たちにできることなのかもしれません。

今年は、上智大学グリーフケア研究所の「実践・研究発表会」の会場でこの日を迎え、黙祷と祈りを捧げました。
前日のNHKの特集で、今もなお、あの日あの時の出来事がトラウマとなり、こころを痛めている子供たちがたくさんいることを取り上げていました。
思いを言葉にすることもできなかった彼等が、少しずつ少しずつその思いを誰かに伝えることによって、自分の力で立ち上がることの大切さに気付いていく。
誰かに何かをしてもらうことは、きっかけにはなるかもしれないけれども、そこに頼りきっていては前に進めないこと、自分の中から湧き上がってくる力を信じることの大切さを子どもなりに探っていること、が切々と伝わってきました。

震災だけではなく、いろんな形で親を亡くした子どもたちはたくさんいます。
かなしみの暗闇の中だからこそ、見つけることのできる一筋の光があることを、「子どもグリーフサポート」のファシリテーターとして、伝えていければ、と思います。

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