2024年の幕開けは・・・

こんばんは、高尾です🎍

2024年が明けました。
でも・・・
元旦の午後、ご家族や帰省されたお子さまやお孫さんたちとの再会を喜びお祝いする中を、能登地方を震源とする大きな地震が襲いました。
この震災により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げます。
また、被災され避難生活を余儀なくされている皆さまにお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

翌2日にも、羽田空港で信じられないような衝突事故が起きました。被災地に支援物資を届けようとした、海上保安庁の5名の方々の尊いいのちが奪われました。旅客機の方は全員無事とのことでしたが、荷物とともに預けられていたペットたちが亡くなったそうです。

お正月気分が吹っ飛ぶような震災と事故。いったい神様はどうして時にこのような残酷なことをされるのか・・・全くわかりません。ということは、いつ何時自分にふりかかってきたとしても不思議ではないわけです。死といつも隣り合わせで生きているとは、きっとこういうことなのです。

大きな地震が起こる度に、父の言葉を思い出します。29年前の1月に阪神淡路大震災を経験した父は、「震度7がきたら、形あるものは全て壊れると覚悟し諦めなさい。いのちが助かるためにできることは、いつも枕元に靴を置いておくくらいしかない。」と。。。

先日、石巻に行く機会がありました。
道中、高速道路のあちこちに放射線量の掲示が出ていました。津波でさらわれた海岸線の土地は、広大な更地となりそのまま取り残されています。まだまだ東日本大震災は終わっていないのだという事実に胸が疼きました。

こちら、石巻蛤浜といいます。若い漁師さんたちが、漁港を復興させるために頑張っています。

とても美しい港です。私もなにかお手伝いができればと思っています。

 

 

 

2024年は、とてもかなしい出来事で始まりました。NHKのアナウンサーの「早く逃げてください」の声が耳に残っています。「怖かった」「うるさかった」という声も上がったようですが、あの低音のちょっと怖い声のおかげで助かったいのちがたくさんあったと思います。叫び続ける声からは、いのちを護るためという強い使命感が感じられました。JALの乗務員も普段のたゆまぬ訓練努力が全員のいのちを救いました。
そして今も、瓦礫の下に埋まっている方を救い出すために、救助隊の方々が余震止まぬ危険の中で活動されています。

人間ってやっぱりすごい。
かなしみがなくなるわけではないけれども、それでもやっぱりすごいと思います。

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